2017.11.07
新刊案内「新生・角頭歩戦法」~9ページで腑に落ちた角頭歩の優秀性~
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こんにちは、一番好きな鍋の具材はマロニーの編集部島田です。
今日も熱々の寄せ鍋よりもアツい新刊案内いきます。紹介しますのは11月24日発売予定の西川和宏先生の新刊「超攻撃的振り飛車 新生・角頭歩戦法」です。

「角頭歩」というと、これまで奇襲戦法の一つとして考えられてきましたが、角交換振り飛車の考え方を取り入れたことで、今ではプロでも通用する立派な戦法になっています。
今回、その「角頭歩戦法」を連採して高勝率を挙げている西川先生にこの戦法の極意を書いていただきました。まさに「新生・角頭歩戦法」の名にふさわしい一冊となっています。
さて、前置きはこれくらいにして、具体的な内容紹介いってみましょう。
まず、さっきから言ってる「角頭歩戦法」って何?という方のためにこちらの図をご覧ください。

はい。これが角頭歩戦法です。▲7六歩△3四歩▲2六歩というごくありふれた出だしからおもむろに△2四歩と、自らの弱点ともいえる角頭の歩を突き出します。
まず、これで先手の居飛車の人はびっくりします。
そして内心こう思うでしょう。
「うわ~、やな人に当たっちゃったな」と。
そして「この人、絶対研究してるわ~」と考えて、島田予報によると95%くらいの確率で▲2五歩とは突いてこないでしょう。
アマチュアの将棋では相手の土俵に立たされた瞬間に勝率が5%落ちると言われます(当社比)。だから▲2五歩とは意地でも突かないのです。
よって、ここから持久戦になります。
・・・って、おいおい、そんなこと言うたかて、▲2五歩と突かれたらどないしますのん。と、思う方もいるかもしれません。本書に詳しく書かれていますが、ここでは一番単純な変化だけご紹介しましょう。
図から▲2五歩には角交換からの飛車ぶつけで振り飛車有利となります。つまり、▲2五歩△同歩▲同飛に△8八角成▲同銀△2二飛(下図)とするのです。

以下、▲同飛成△同銀▲6五角で角の両成りが受からないじゃん!と思うじゃないですか。

安心してください。それには△2五飛という返し技があります。

その他にもいろいろありますが、本に詳しく書いてありますのでご確認ください。
私が紹介したいのはこんな乱戦の変化ではありません。持久戦になったときの角頭歩の優秀性です。
将棋書籍を読んで久しぶりに「わかりやすっ!」と声に出してしまった西川先生の解説をご覧にいれましょう。
角頭歩の優秀性は角交換四間飛車との比較で論証されます。
まず、角交換四間飛車のよくある図を見てください。

2筋の歩の関係が△2三歩・▲2五歩という形になっています。ここから△2四歩と動いていきますが▲同歩に△同飛と取ることはできません。飛車交換から▲2二飛と先着されて振り飛車が悪くなります。

これは銀が、俗に言う「おいおいどこ行くどこ行く状態」になっていてダメですね。
よって、△2四歩▲同歩には△同銀から逆棒銀を狙うことになりますが、それで良くなるわけではありませんし、もったりしていて「さばく」という感じもしません。
一方、角頭歩ではこうなります。

2筋の歩の関係が△2四歩・▲2六歩という形になっています。つまり、焦点は2五の地点。そのため桂を存分に使うことができるのです。
図から△2四歩▲同歩△同飛!と気持ちよく仕掛け、▲同飛△同桂で早くも振り飛車有利となります。

振り飛車だけ桂香が無理なく取れそうですし、銀が4二に鎮座しているため、横からの戦いになったときに美濃囲いが鉄壁です。何より振り飛車っぽくさばけて気持ちがいいです。
もちろん、先手が▲3七桂型で対抗してきたときなど変化はありますが、角交換四間飛車に比べて桂馬が活躍しやすいことは明確なメリットといえます。
まとめるとこうです。
以上です。
驚くなかれ、ここまでのことは本書の9ページまでに書いてあります。書籍はそこから200ページ位続きますから、読み終わった頃には立派な角頭歩使いになっていることでしょう。
序盤早々に自分のペースに持っていけるので気分がいいですし、狙いも単純です。
ぜひ皆さんも本書を読んで、戦法のレパートリーに加えてください。
本書は現在予約特典として西川先生のサイン入り書籍を販売しています。残り少なくなってきましたので、興味のある方はお早めにどうぞ。
→「新生・角頭歩戦法」予約ページへ!
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今日も熱々の寄せ鍋よりもアツい新刊案内いきます。紹介しますのは11月24日発売予定の西川和宏先生の新刊「超攻撃的振り飛車 新生・角頭歩戦法」です。

「角頭歩」というと、これまで奇襲戦法の一つとして考えられてきましたが、角交換振り飛車の考え方を取り入れたことで、今ではプロでも通用する立派な戦法になっています。
今回、その「角頭歩戦法」を連採して高勝率を挙げている西川先生にこの戦法の極意を書いていただきました。まさに「新生・角頭歩戦法」の名にふさわしい一冊となっています。
さて、前置きはこれくらいにして、具体的な内容紹介いってみましょう。
まず、さっきから言ってる「角頭歩戦法」って何?という方のためにこちらの図をご覧ください。

はい。これが角頭歩戦法です。▲7六歩△3四歩▲2六歩というごくありふれた出だしからおもむろに△2四歩と、自らの弱点ともいえる角頭の歩を突き出します。
まず、これで先手の居飛車の人はびっくりします。
そして内心こう思うでしょう。
「うわ~、やな人に当たっちゃったな」と。
そして「この人、絶対研究してるわ~」と考えて、島田予報によると95%くらいの確率で▲2五歩とは突いてこないでしょう。
アマチュアの将棋では相手の土俵に立たされた瞬間に勝率が5%落ちると言われます(当社比)。だから▲2五歩とは意地でも突かないのです。
よって、ここから持久戦になります。
・・・って、おいおい、そんなこと言うたかて、▲2五歩と突かれたらどないしますのん。と、思う方もいるかもしれません。本書に詳しく書かれていますが、ここでは一番単純な変化だけご紹介しましょう。
図から▲2五歩には角交換からの飛車ぶつけで振り飛車有利となります。つまり、▲2五歩△同歩▲同飛に△8八角成▲同銀△2二飛(下図)とするのです。

以下、▲同飛成△同銀▲6五角で角の両成りが受からないじゃん!と思うじゃないですか。

安心してください。それには△2五飛という返し技があります。

その他にもいろいろありますが、本に詳しく書いてありますのでご確認ください。
私が紹介したいのはこんな乱戦の変化ではありません。持久戦になったときの角頭歩の優秀性です。
将棋書籍を読んで久しぶりに「わかりやすっ!」と声に出してしまった西川先生の解説をご覧にいれましょう。
角頭歩の優秀性は角交換四間飛車との比較で論証されます。
まず、角交換四間飛車のよくある図を見てください。

2筋の歩の関係が△2三歩・▲2五歩という形になっています。ここから△2四歩と動いていきますが▲同歩に△同飛と取ることはできません。飛車交換から▲2二飛と先着されて振り飛車が悪くなります。

これは銀が、俗に言う「おいおいどこ行くどこ行く状態」になっていてダメですね。
よって、△2四歩▲同歩には△同銀から逆棒銀を狙うことになりますが、それで良くなるわけではありませんし、もったりしていて「さばく」という感じもしません。
一方、角頭歩ではこうなります。

2筋の歩の関係が△2四歩・▲2六歩という形になっています。つまり、焦点は2五の地点。そのため桂を存分に使うことができるのです。
図から△2四歩▲同歩△同飛!と気持ちよく仕掛け、▲同飛△同桂で早くも振り飛車有利となります。

振り飛車だけ桂香が無理なく取れそうですし、銀が4二に鎮座しているため、横からの戦いになったときに美濃囲いが鉄壁です。何より振り飛車っぽくさばけて気持ちがいいです。
もちろん、先手が▲3七桂型で対抗してきたときなど変化はありますが、角交換四間飛車に比べて桂馬が活躍しやすいことは明確なメリットといえます。
まとめるとこうです。
(1)4手目に△2四歩と突く
(2)すぐに▲2五歩は角交換から飛車をぶつけて指せる
(3)持久戦になったら△4二銀・△3三桂型から飛車交換を狙って指せる
(4)それが僕らの角頭歩戦法
(5)ありがとう、いい薬です
(2)すぐに▲2五歩は角交換から飛車をぶつけて指せる
(3)持久戦になったら△4二銀・△3三桂型から飛車交換を狙って指せる
(4)それが僕らの角頭歩戦法
(5)ありがとう、いい薬です
以上です。
驚くなかれ、ここまでのことは本書の9ページまでに書いてあります。書籍はそこから200ページ位続きますから、読み終わった頃には立派な角頭歩使いになっていることでしょう。
序盤早々に自分のペースに持っていけるので気分がいいですし、狙いも単純です。
ぜひ皆さんも本書を読んで、戦法のレパートリーに加えてください。
本書は現在予約特典として西川先生のサイン入り書籍を販売しています。残り少なくなってきましたので、興味のある方はお早めにどうぞ。
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