将棋情報局

詰みの定跡 (7)

終盤の基本定跡を覚えることが実戦の終盤での閃きにつながる。
最も効率よく手筋を覚えてもらおうというのが本連載の趣旨である。いろいろな手筋をパターンに分け、それぞれ基本問題と応用問題を掲載している。初心者から有段者まで、終盤力をつけて勝率アップしたい方は必読だ。

詰みの定跡13 脱出阻む角  ――角の活用②

【第1問】









【第1問 正解図は▲3一角まで】

端からの脱出防ぐ角

正解=▲3一角
角は斜めにどこまでも利くので、玉の脱出を阻むときに重宝する。問題図は金銀が何枚あろうと詰まないが、角があれば▲3一角で詰む。以下は①△同玉なら▲3二金打、②△1二玉なら▲1三銀△同桂▲2二金まで。
 
【第2問】







 

【第2問 正解図は▲3一角まで】

連続の角打ち

正解=▲3一角
本問は前問の応用。まず▲3一角と打ち、△2三玉に▲1二角が決め手。以下は△同玉▲1三金△2一玉▲2二金まで。途中、△2三玉に▲4五角は、△3四歩(参考図)と突かれて失敗。以下は▲2二金でも△3三玉。
 
【第2問 参考図は△3四歩まで】
 

詰みの定跡14 玉は下段に落とせ  ――玉の誘導①

【第3問】









【第3問 正解図は▲2一飛まで】

下段に落とす飛車捨て

正解=▲2一飛
玉を詰ます場合、下段に落として上から金を打つのが定跡。本問も▲4二飛△2三玉▲2二金などと下から追いかけては捕まえようがなくなる。ここは▲2一飛の捨て駒が手筋。△同玉に▲3二金までで詰み上がる。
 

【第4問】







 

【第4問 正解図は▲2二歩成まで】

 

下段に落とす角捨て

正解=▲2二歩成
▲3二飛成△1三玉▲2二龍のような攻め方はまずく、△1四玉で大海に逃げられる。飛車の横利きを通すべく▲2二歩成と捨て、△同玉に▲1一角(参考図)が決め手。以下は△同玉▲1三飛成△1二合▲2二金まで。

【第4問 参考図は▲1一角まで】
 

将棋情報局では、お得なキャンペーンや新着コンテンツの情報をお届けしています。

著者