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詰みの定跡 (2)

終盤の基本定跡を覚えることが実戦の終盤での閃きにつながる。
最も効率よく手筋を覚えてもらおうというのが本連載の趣旨である。いろいろな手筋をパターンに分け、それぞれ基本問題と応用問題を掲載している。初心者から有段者まで、終盤力をつけて勝率アップしたい方は必読だ。

詰みの定跡3 銀は小ビンからも有力  ――銀の活用①

【第1問】









【第1問 正解図は▲3二銀まで】

斜め後ろに利く特性

正解=▲3二銀
銀という駒は斜め後ろに利く。その利点を生かして、玉の小ビンから打つ王手が有効となる場合が多い。図以下は△1二玉に▲2三とまでの詰み。問題図で▲2二銀は△1二玉で失敗。
 
【第2問】







 

【第2問 正解図は▲3二銀まで】

銀頭に銀捨て

正解=▲3二銀
玉方に3一銀が加わっているが、やはり▲3二銀と打つのが正解。図以下は△同銀なら▲2二金、△1二玉なら▲2三金までの詰み。問題図で▲2二銀は△同銀▲3二金△1二玉▲2二金△1三玉(失敗図)で失敗する。
 
【第2問 失敗図は△1三玉まで】
 

詰みの定跡4 銀は不成に好手あり  ――銀の活用②

【第3問】









【第3問 正解図は▲3二銀不成まで】

成らずで使う銀

正解=▲3二銀不成
飛、角、歩などたいていの駒は成ったほうが得だが、銀は成らずに使うことも多い。▲3二銀不成と金を取るのが急所で、以下①△1二玉なら▲2三金打△同金▲同金、②△3二同玉なら▲3三金打△4一玉▲4二金打まで。
 

【第4問】







 

【第4問 正解図は▲3二銀不成まで】

 

二回とも銀不成

正解=▲3二銀不成
本問も銀の成らずが正解。▲3二銀不成△2二玉に▲1二金(途中図)と捨て、△同玉(△同香は▲2一銀成)▲2一銀不成△2二玉▲3二角成まで。初手▲3二銀成では△1二玉で詰まない。

【第4問 途中図は▲1二金まで】
 

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