新刊案内「最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104」 ~基本の必至問題に挑戦!~|将棋情報局

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新刊案内「最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104」 ~基本の必至問題に挑戦!~

ここでは、4月28日に発売する及川拓馬六段の新刊「最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104」を紹介します。

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藤井聡太四段が小さい頃熱中していたという知育玩具「キュボロ」を購入してみた編集部島田です。





ピタゴラ装置を自分で作るようで、面白いです。

これはキュボロの入門版のようなもので、本物は上にも木がかぶさっていて、ビー玉の軌道が外から見えないらしいです。脳内で将棋の駒を動かす力がつきそう。


それはさておき、今日も元気に新刊案内いきます。紹介しますのは4月28日に発売する及川拓馬六段の新刊「最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104」です。





及川先生といえば「全戦型対応!囲いの破り方」が有名です。




本書ではこの先、囲いを破ってから相手玉を詰ますまでのテクニックを紹介しています。

詰み、詰めろ、必至の基本手筋が1冊で解説されている本はこれまで意外になかったのではないかと思います。終盤の各所で役立つ技術が詰まった内容になっております。しかも及川先生の優しい解説は本書でも健在です。


今日は本書から、必至の基本手筋をいくつか出題してみようと思います。思わず「なるほどぉー」と言いたくなるものばかりですので、ぜひ挑戦してみてください。


まず第1問!こちらをご覧ください。





実戦ならノータイムで▲4二ととして、△同金に▲3一銀と打って小躍りしそうです。

しかしそんなことでは必至道を極めることはできません!!必至指数10%です。

そうです。これはかの有名な挟撃の必至形に持ち込む問題だったのです。
・・・もうわかりましたね?


と、いうわけで元気よく次の問題いきましょう!第2問!




むっ!これはできそう!

▲3一角△1二玉▲3二とまでの3手必至!!





いや~、できたできた。と思った私。

しかしかかし!この答え方では必至指数15%。ついでに不快指数85%。

△4四角という受けがあるじゃないですか!!





ななな、なんやてー!

詰まないじゃ、あーりませんか。

そうか、△4四角と打たれても大丈夫なようにするには・・・。

はい。もうわかりましたね?次行きましょう。


さぁ、ついにこれが最終問題です!心してかかってください。





穴熊側が龍取りに△2二銀と打ったところです。ここで龍を逃げているようでは必至指数0%。ついでに洗濯指数も0%です。

そう、ここでは穴熊の急所のあの地点にあの駒をああすればいいのでした。

・・・もうわかりましたね?



さて、皆さんどうでしたか?

正解が気になる方も、正解はわかったけど他の問題も見たい方も、「最強の終盤 詰みと寄せの最重要手筋104」を手にとって読んでいただければ幸いです。ぜひ、及川六段並の終盤力を手に入れてください。


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著者

島田修二(編集)