2014.05.22
級位者も横歩取りで斬り合って棋力アップ！?「解答編」
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皆さんこんばんは、編集部の米澤です。
▲３五飛に△４四角以下の変化をもう少しだけお見せしちゃいます。
第６図で▲４六銀と受けられ後手が忙しいようですが、△２六角が絶妙の一手。
月曜日の記事に引き続き、「横歩取りの教科書」（日本将棋連盟刊）の紹介です。
発売日は明日です！
先週紹介した第５図からの手順を紹介いたします。
第５図では、先手の２五飛を狙って△８八角成▲同銀△３三桂とするのが急所です。
▲３五飛とかわせば△４四角、
▲２八飛と引けば△４五桂で攻めが続きます。
このあとは横歩取りらしく、先手先手でバンバン桂馬を跳ねていく展開になります。
▲３五飛に△４四角以下の変化をもう少しだけお見せしちゃいます。
先手は飛車を取り合う展開を選ばざるを得ず、第６図（次の画像）までは一直線。
横歩取りに慣れていない筆者は、飛車角桂だけで攻め切れるのか不安になります…。
第６図で▲４六銀と受けられ後手が忙しいようですが、△２六角が絶妙の一手。
△５九飛を防いで▲６八角には△２七歩と垂らして、先手陣は収拾不能です。
手順は長いですが、
「飛車の横利きが止まった瞬間に△３三桂から攻める！」
というところだけでも、覚えていただければ幸いです。
最後は少し難しい内容になってしまいましたが、
本書には他にも横歩取りの実戦的な手順が多く解説されています。
たまには、飛車角桂の飛び道具でバンバン攻めてみるのはいかがでしょうか。
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