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二歩にはご注意を

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 先日指した将棋が並ばない小野寺です。1日に何局か指すと戦型も忘れます。
断片的に覚えていた局面は相振り飛車の中盤(図面は省略します)で、自陣はいつものとおりばらばら。10手ほど前に歩を垂らされて、一発技を食らえば崩壊するだろう。しかし、ここをやり過ごせば押さえ込みに成功し、優位に立てる。そんなハイリスク・ローリターンの局面だったが、嫌な手は見つかっていない。自分が気がつかないのか、本当に大丈夫なのかは分からない。

そんなところだったのだが……垂らされた歩は二歩だった。

そこから考えたのはいつ、どのように指摘するか、だ。持将棋の宣言法は自分の手番でないといけないが、二歩の場合はどうだろう? いままで気がつかなかったのだから、いまさら別に急ぐ理由もないということで、自分の手番まで待つことにした。ただ、指摘するときは恥ずかしかった。



二歩を打たれても気がつかなかったのは、最近「二歩かつ打ち歩詰めで反則負け」なんて手順を考えていたせいなのだろうか? そこで「二歩にはならないが打ち歩詰め」の順を考えることにした。10手で実現できたのだが、お分かりだろうか? お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
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