羽生名人直伝？　これが本当のミラクル終盤術

2014.11.06

3連休初日は早稲田大学の学祭に行ってライブを楽しんできました。米澤です。
隣の島田と一緒に行ってきました。

ペトロールズというバンドが超かっこよかったです。

上がったテンションに身を任せて、そのまま久しぶりに将棋道場に行ってきました。

局面がこちら。

手前の私、必敗です。

次に△５八桂成とされるともう受けなしです。

桂馬とと金で相手玉に迫ってはいますが、攻めが細くて全然駄目です。

閑話休題。

最近、仕事で平成３年に発売された「ミラクル終盤術」（日本将棋連盟発行）という書籍を読んでいます。

著者は羽生名人です。

終盤でよくでてくる手筋、考え方を、羽生先生がわれわれ庶民にも分かりやすく解説している一冊です。

まだ詳細は明かせませんが！

われわれが読んでいるということは！

近々何かあるということです。乞うご期待。

話は戻って。

さっきの局面で、私は羽生先生の教えを思い出しました。

単純な速度争いでは勝てないときは、盤面を広く見て「攻防の一手」。

そんなようなことが書いてありました。
これでごまかすしかありません。

※ごまかせとは書いてありません。

駄目だとは知りつつ、▲６九飛としました。

以下、△５八桂成？▲２三銀△４一玉▲６一飛成△５一銀▲３二銀打△同金▲同銀成△同玉と進んで下図。

ふふふ。珍しく読み切りです。

ここで▲２二とが絶好の一手。これで詰んでいます。

実戦は△４二玉▲５四桂△５三玉▲６四金まで。

他の変化もきっちり詰んでいます。

▲６九飛自体は詰めろではないのですが、６六桂の邪魔駒が消えた際にぴったり詰むという仕掛けです。

これが本当のミラクル終盤術！

※ちなみに激指君に聞いたところ、▲６九飛には△４九角で負けのようです。

この「ミラクル終盤術」は、プロの実戦の終盤の指し手だけでなく、その内容を噛み砕いて解説してあるので、とても実戦的な一冊です。

「ミラクル終盤術」のおかげで、終盤がすごく楽しくなりました。

「ミラクル終盤術」のおかげで、将棋が強くなりました！

まだ内容に踏み込んだ紹介はできませんが、近々詳細をお知らせできると思います。ではでは。

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