3手目▲6六歩からの相振り飛車ってダメなんですか?(2)|将棋情報局

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3手目▲6六歩からの相振り飛車ってダメなんですか?(2)

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 こんばんは。編集部の米澤です。
NHK BSプレミアム『プレミアムアーカイブス』で、今日から将棋番組がやっていると編集部で少し話題になりました。
我が家はBSを受信していないので無念。

今日は先週に引き続き「わかる! 勝てる!! 現代相振り飛車」の序章から、3手目▲6六歩の変遷をお送りいたします。

3手目▲6六歩からの相振り飛車ってダメなんですか?(1)

さて、先週の記事で囲いの見直し作業は一段落です。
次は後手の攻撃陣の見直しです。
 
具体的には「△3五歩と突かずに駒組みを進める」というものです。
 
 
第26図から第27図が分かりやすいですが、△3五歩と突いていない効果で、銀をにょきにょき3五まで進出する単純な攻めがとてもスピーディーです。
これは先手失敗。
 
ただこれには先手も対策があります。
シンプルなので私も使っていますが、「△3五歩と突くまで▲6七銀と上がらない」のが一つの対策のようです。
 
 
後手が△3五歩を突かずに穴熊に組むとこうなりますが、この形は「これでも先手良しまで持っていくのは難しいが、6七銀の形よりも先手は動きやすい意味がある」とのことです。
 
4手目△3三角戦法も流行しましたが、先後ともに居飛車を選択する余地があるなど、3手目▲6六歩を撃滅するほどのものではなかったようです。
例えば▲7六歩△3四歩▲6六歩△3三角▲7七角△2二飛に▲5八金右として、以下相穴熊に組むと下図のような展開。


飛車先を省いて駒組みを進めているのが先手の主張だが、これも一局とのこと。
 

「3手目▲6六歩も結構やれるじゃん」
ここまでの感じ、3手目▲6六歩も頑張ってます。

ところが。
ここでまさかの大どんでん返し。

そして続きはまた次回。
次で序章編、終わりです。
もう少し先まで一気に紹介できればと考えています。ではでは。
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