2014.10.06
最新号のウラ話@10月8日号
週刊将棋編集部の下村です。暑くなったり寒くなったり大型の台風が来たりで先が読めない天候です。季節の変わり目なので皆さんも体調にはお気をつけください。
先週は週の前半に王座戦第3局の取材で仙台市に出張してきました。対局当日は秋晴れで少し暑いくらいの陽気でしたが、原稿を書いて翌日に帰京すると逆に肌寒いくらいでした。結果は既報の通り、豊島七段が待望の1勝を挙げました。次は先手番ですしここを勝てばフルセットです。羽生王座にとっても防衛に向けて正念場の第4局になります。今週号では挑戦者が激戦を制した第3局の模様を詳報しております。
記者はほかに「クローズアップ」の取材をしてきました。各記者が持ち回りで旬の人物にスポットを当てて書くあのコーナーです。18面のマンガの上にあります。今回は誰でしょう?「モリシタ、モリシタ」「いいですよ~」「スーパーモリシタターイム!」もう分かりましたね!。「モリシタ集め」で話題を呼んだ森下卓九段にご登場願いました。もちろん「モリシタ集め」のことから、愛弟子の増田康宏新四段の昇段の話を中心に聞きました。
ここで記事には書ききれなかった小ネタを一つ。実は森下九段はスマホを持っておらず、高1になる息子さんのスマホで「モリシタ集め」をプレイしているそうです。駒得重視の九段ですが、なかなかカーソルの速い動きについていけないそうで、森下九段の駒台の歩のように、モリシタは集まらないそうです。息子さんのほうが上手とのことです。その息子さん曰く、プレイしてみての感想は「恥ずかしすぎる」とのことでした。
今週号は他に、いよいよ開幕が近い竜王戦特集!、A級順位戦は4局詳報と盛りだくさんです。
写真は記者のスマホで「モリシタ集め」をプレイしている森下九段です。