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 皆さんこんにちは。週刊将棋の下村です。気候もすっかり涼しくなりました。スポーツの秋ですが、将棋の秋とでも言いたいほどこの時期は大きな対局が目白押しです。週刊将棋の記者たちも手分けして取材に原稿書きに奔走しています。

 ハワイで開幕した竜王戦七番勝負は国内に戻りいよいよ第2局。後手番の糸谷七段は一手損角換わりを採用しました。結果は挑戦者の2連勝です。見ているファンとしては挑戦者がリードしているほうがドキドキすると思います。第3局以降の竜王の巻き返しに注目です。

 まだ気が早いですが、第2局まで角換わりでした。森内竜王のほうから変化しない限り、今シリーズは最後まで角換わりシリーズになりそうですね。同じ戦型がずっと続くタイトル戦も好みがあると思いますが、筆者はその戦型への理解度が深まるのでけっこう好きです。角換わりシリーズといえばかつての渡辺竜王-丸山九段の七番勝負を思い出しますね。

 ほかには女流王座戦の第1局、加藤女王と西山奨励会二段の艶やかな着物姿での戦い、藤森四段-石田四段のフレッシュ溢れる加古川青流戦の決勝三番勝負と、どの対局も表紙を飾りたいほどの内容で、今週も盛りだくさんです。筆者は加古川に出張。加古川名物のカツメシは食べそびれてしまいましたが、石田vs藤森戦の若さ溢れる戦いを取材してきました。

 そのほか渋いところでは熊坂学五段のクローズアップがおススメです。なぜかといえば単に筆者が取材したからという理由だけですが…。取材日は熊坂五段の対局があった翌日に、仙台に帰る前に都内某所で行いました。その前日の対局はなんと森内竜王が相手です。タイトルホルダーとの対戦ですが、熊坂五段が絶品の指し回しを見せ、なんと竜王を破る殊勲の星を挙げたのです。

 前日はモバイル中継を見ていて、タイトル戦を見るように手に汗握りました。翌日になっても筆者のテンションは上がりっぱなし。熊坂五段に会うなり冷静な本人よりも、取材する記者が興奮してしまいました。書いた文章にも興奮がにじみ出てしまいました。失礼いたしました。

 11月5日号をぜひお読みください。

 

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