お得で気軽に参加できる将棋大会『第６回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催！ エントリー受付中 週刊将棋編集部の渡部です。
いよいよ今週から竜王戦が開幕しますね。第１局は私が取材に行き、久しぶりにタイムテーブル復活の予定です（自分で書きます）。

王座戦第４局は羽生王座が意表の一手損角換わりでタイに追いつきました。
３年連続のフルセットとなりますが、今年も羽生王座が若手に底力を見せるのでしょうか。最終局は少し間が空いて26日に行われます。

私はＢ２順位戦の取材に行ってきました。糸谷哲郎竜王─戸辺誠六段戦の感想戦が、佐々木勇気五段も加わって非常に面白いものでした。
相穴熊でしたが、糸谷竜王は得意の金銀を盛り上がる展開。「銀は引かない人だと思ってましたよ」「玉で取ってくる人だと思ったけどなぁ」と戸辺六段も相手の棋風をよく分かっている様子。糸谷竜王も「私のキャラでは金を上がりたかったのですが」と返します。佐々木五段が「糸谷先生なら（８九の）桂を跳ねるんじゃないですか」というと「人を馬鹿にしすぎでしょう 笑。金銀を出るイメージはあっても、そんなイメージはないはずだけどなぁ」と返します。１時間ほど、笑いの絶えない感想戦でした。
結果は力強い指し回しを見せて糸谷竜王の快勝。昇級戦線はこの先どうなっていくでしょうか。

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