最新号のウラ話＠１月２０日号

2016.01.18

皆さんこんにちは。週刊将棋の下村です。ようやく冬らしい寒さが続く今日この頃です。

王将戦第１局の掛川城対局は郷田王将が先勝しました。筆者は城マニアということもあり、大体お城やその近くで行うタイトル戦はすすんで取材に行くことが多いのですが、掛川城対局は７年連続開催。筆者はすでに５回も行っているので、今回は遠慮して渡部記者が行くことになりました。

初めて行ったのはもう７年前になります。掛川城での対局は対局場所と宿泊ホテルがけっこう離れているということもあり、現地に到着するとまず掛川城に向かい、先に対局室検分を行うのが恒例です。

近年は?掛川こども王将戦見学→?掛川城二の丸茶室で検分→?対局者が鎧武者姿に扮して記念写真→?郊外のホテルに向かいチェックイン→?ホテルで前夜祭と、ルーティーンが決まっていますが、７年前は検分前に駒の材料となるツゲと、盤の材料となるカヤの苗木の植樹する式典(写真)が行われました。

１年ごとに筆者も現地に行くたびに苗木と再会しますが、成木になるのにどれくらい時間がかかるのでしょうか。毎年見ていると少しずつ大きくなっているような気もします。週刊将棋の記者として見守ることはもうできませんが、また掛川に行く機会があれば立ち寄ってみたいと思います。

今週号はその王将戦第１局を詳報、23～24面には新棋戦の叡王戦で優勝を果たした山崎隆之八段のインタビューを掲載しています。そして順位戦も各クラスが佳境に入り、いよいよ昇級者が絞られてきました。ぜひ週刊将棋でチェックしてください！。

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