2013.11.06
角交換四間飛車のバイブル、待望の続編発売！
前著「角交換四間飛車 徹底ガイド」から約半年。
スペシャリストの門倉四段が、続編を書き上げてくれました。
まずはまえがきをご覧ください。
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まえがき
前著「角交換四間飛車 徹底ガイド」の刊行から半年余り。こうして続編まで書かせていただい
ているのは本当に夢のようです。
今回は相振り飛車の戦い方を中心としながら、対抗形における振り飛車側の新しい指し方につい
てもご紹介いたします。
「居飛車党本格派」という言葉がある通り、古来より将棋は居飛車で戦うのが本流。振り飛車、ま
してや相振り飛車という戦型は力戦の域を出ないでいました。
しかし、そんな時代もそろそろ終わりです。近年は「戦法のボーダレス化」が急速に進展しており、
居飛車と振り飛車を両てんびんに掛けたような戦法も流行しています。
相振り飛車についても、居飛車党が振り飛車対策として用いるまでとなりました。それに伴いさ
まざまな手筋が発見され、地盤が固められつつあるのが現状です。
今までのいわゆる「本格的な将棋」では考えられなかったような手が次々と飛び出すのが現代将
棋で、それらをできる限り分かりやすくご紹介するのが本書の役目でもあります。
前著と比べると少し難しい内容となってしまいましたが、本書をマスターすれば角交換四間飛車
はあなたのものです。あとは自分なりに工夫を加えて自由にこの戦法を楽しんでください。きっと
これまで以上に将棋が魅力的なものに感じることでしょう。
皆さまの上達を心より願っております。
平成25年初冬 門倉 啓太
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前著では角交換四間飛車の基本的な指し方を、
先手番後手番、双方の立場から解説していただきました。
私も前著を読んで実戦で試してみました。
居飛車党も不慣れな方が多く、そんな居飛車党を翻弄するのがとても楽しかったです。
しかし、前著を読んで、疑問を感じた方もいたかもしれません。
「▲７六歩△３四歩▲６八歩に△３五歩とされたら、どうすりゃいいんだ…」
今回の「角交換四間飛車 最新ガイド」では、
まずは相振り飛車の戦い方を中心に解説しています。
具体的には、三間、四間、向かい飛車。
つまり全部です。
これで心置きなく、角道を開けたまま飛車が振ることができます。
さらに、対居飛車の戦い方も、「左銀保留作戦」など、
前著からグレードアップした、新しい指し方も紹介されています。
前著をまだ読んでいない振り飛車党の方。
まずは前著「角交換四間飛車 徹底ガイド」を読んでみてください。
今までとは違う、新しい将棋の世界に引き込まれるはずです。
前著を読んで角交換四間飛車を指し始めた方。
この「角交換四間飛車 最新ガイド」が、あなたの疑問を解決してくれるはずです。
発売日は来週13日。
２冊併せて、ご検討ください。
