「将棋・ひと目の鬼手」、来週13日発売です!|将棋情報局

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「将棋・ひと目の鬼手」、来週13日発売です!

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※鬼手…囲碁・将棋などで、相手の意表を突くような奇抜な手。


マイナビ将棋文庫の中でも長く愛されている、
「将棋・ひと目シリーズ」の第11弾が間もなく発売いたします。



今回のテーマは「鬼手」。
自玉は詰めろが掛かっているが、相手玉は詰まない。
そんな絶体絶命の局面における次の一手問題を185問集めました。
詰将棋では培えない、終盤の読みの力の勉強になるはずです。
まずはまえがきをご覧下さい。
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まえがき
 「週刊将棋」(発行・日本将棋連盟)というタブロイド判の新聞が創刊されたのは1984年1月25日ですから、まもなく創刊30周年を迎えます。その間、途切れることなく続いている企画の一つが「段・級位認定次の一手」です。
 次の一手問題には正解手以外では先手を勝ちもしくは優勢に導くことができない、という縛りが入っています。問題作成はほとんどプロ棋士に頼っているのですが、1問作るには大変な労力を要すると聞いています。
 本書はそんな次の一手問題の中から、?敵玉に詰みがない、?自玉に詰めろが掛かっている、?単純な受けでは勝てない、という極限ともいえる局面を集めたものです。そのような状況で先手を勝ちにするためには、自玉の詰めろを防ぎながら、敵玉に詰めろを掛ける、いわゆる攻防兼備の一手(または数手)が必要となります。
 問題を解くに当たっては、?自玉の詰み筋を読む、?詰み筋を防ぐ正解手を発見する、?相手の応手への対応を全て読み切るという、3段階のステップを踏んでください。昨今はネット中継の普及等で駒を動かしながら解説を読む機会が増えましたが、実戦では駒を動かすことはできません。本書に挑戦し、頭の中で駒を動かす訓練をすることで、自然と棋力が向上していくはずです。
                 2013年11月  小川明久(週刊将棋元編集長)
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私もあるアマ強豪の方に、
「パソコン使って数分で棋譜並べしていても強くならないよ」
と言われたことがありますが、
頭の中で駒を動かす訓練はついつい怠りがちです。
初めは次の一手を当てるだけでもよいので、
慣れてきたら、ぜひとも「全変化読み切り」に挑戦してみてください。
棋力向上間違いなしです。


では1問だけ紹介いたします。



実戦でこんな局面になったら諦めてしまいそうですが、
実はこの局面、先手を勝利に導く一手があるのです。


申し訳ないですが、解答は実物の書籍でご確認ください。


また、第10弾の「将棋・ひと目の決め手」も大好評発売中です。
まだ買っていない方は、こちらも併せてご検討ください。

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