ノーマル四間飛車、大切な十箇条!|将棋情報局

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ノーマル四間飛車、大切な十箇条!

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藤倉勇樹五段による「基本のキ」シリーズ第3弾が5月15日に発売します!
タイトルは「振り飛車定跡 基本のキ」。
ノーマル四間飛車、角交換四間飛車、相振り飛車の3章立てです。
藤倉先生がそれぞれの極意を伝授いたします。

ノーマル四間飛車の「基本のキ 大切な十箇条」がこちらです。
手順を覚えるのは大変ですが、方針があると実戦でも迷わずに指せそうですね。
これらの十箇条を実戦でどう生かすのか、少し見てみましょう。

では早速、こちらの図をご覧ください。
駒の損得は桂香交換で大差ないですが、龍、馬、と金がよく働いている先手に比べ、
後手は銀が遊んでいて、と金も玉の反対側に向かいそうです。
先手優勢に見えますが、ここからどう指しますか?

まず▲5二とを考えますが、これが意外と難解です。
細かい説明は省きますが、将来△3三玉と逃げられると、後手の馬が急に働いてきます。
第12図では▲4五桂が好手です。
終盤では、いかに敵玉を動けないようにするかが大事ということですね。

そして、ここで十箇条を思い出してください。

「9、取った桂香を急所に打つ」
「10、優勢なときは確実な攻めを心掛ける」

持ち駒の桂馬を使って玉を逃さないように寄せる、まさに十箇条通りの寄せ。
皆さんも十箇条を覚えて、実戦で四間飛車を試してみてください。

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