「佐藤」日本一決定戦|将棋情報局

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「佐藤」日本一決定戦

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 週刊将棋のさらなる充実、発展を目指し編成された特別部隊その名も企画探検隊。
100%将棋ファン目線の企画を発掘し、実現させるのが彼らの使命。夢溢れる企画を探し求めて企画探検隊が出動します!!

企画探検隊発足!!
A:隊長!ついに始まりましたね!
B:ウム。
A:隊長!
B:なんだ?
A:で、何をすればいいんでしょう?
B:・・・。自分の任務もわかってないのか。
A:すいません。なにぶん初めてなもので。
B:いいか、我々の任務はこのインターネット時代に立ち向かうべく、週刊将棋でしかできない夢のある企画を発掘、調査することだ。
A:なるほど!夢のある企画ですか。週刊将棋独自の企画を打ち出して読者の購買意欲を誘おうってわけですね。
B:まぁ、言ってしまえばそういうことだ。将棋ファンによる将棋ファンのための企画を編集長に提案するのが我々の任務なのだ。
A:おお!ワクワクしてきますね!じゃー、早速ミッションスタートといきましょう!
サトワングランプリ!?
A:さぁ、今回調査する企画はなんですか?
B:第1回は千葉県にお住まいの島田さんの企画、タイトルはこれだ。
A:えーと「SATO-1(サトワン)グランプリ」?・・・なんですか、これ。どこかで聞いたことのある響きですが。
B:その内容がこれだ。
A:えーどれどれ「この企画は現役プロ棋士のうち、佐藤姓のプロだけで行う大会です。佐藤プロというのは現在7名もいらっしゃいます。一番強い佐藤プロは誰なのか。日本で一番将棋が強い佐藤を決める大会、それがSATO-1グランプリです。」
B:どうかね?
A:これ、むちゃくちゃ面白いじゃないですか!
B:そうかね?
A:だって考えてみてくださいよ。トーナメントの出場者が全員佐藤なんですよ!
どこまでいっても「佐藤対佐藤」なんですよ!!
B:その面白さはいまいちわからんが、大会自体は面白いかもしれんな。佐藤姓には若手有望株の天彦五段や紳哉六段、毎年好成績の和俊五段もいるし、何と言っても康光九段がいる。これは面白い戦いが期待できるかもしれんな。
A:お?トーナメント表も入ってますよ!



A:いやー、これだけ佐藤がそろうと圧巻ですね。しかし四段になったばかりの慎一プロにとっては地獄のような道のりじゃないですか。それに康光九段が有利すぎますよ。
B:そもそもなんでパラマス式なんだ?
A:「康光九段は忙しいと思うので最後に登場していただくようにしました」ですって。
B:ふん。佐藤康光という棋士がまるでわかっていないようだな。彼の負けず嫌いは筋金入りなのだ。こんな生ぬるいトーナメントでは満足しまい。
A:じゃーこう変えちゃいましょう。



B:おお、これはいいじゃないか。
A:見えます見えます!康光九段が最下段から駆け上がっていく姿が!
これは受けますよ。キャッチフレーズは「真の佐藤はオレだ!」でいきましょう!
B:全員真の佐藤じゃないか。
A:優勝賞金1000万!
B:それは絶対にないな。
A:えー。
B:まぁよし、第1回の調査「SATO-1グランプリ」はこれで完成としよう。私が責任を持って上に提出しておく。
A:ご苦労様でした。これからも無茶な面白企画を調査していきたいですね!
B:それでは今週はここまで。解散!


週刊将棋では今回の企画「SATO-1グランプリ」について「見てみたい」か「そうでもない」か投票を受け付けます。
また、もっとおもしろい企画がある、こんな企画が見てみたいという方の企画も大々的に募集いたします。



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以上、私が週刊将棋に提案した幻の企画「企画探検隊」第1話でした。 お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
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