「これからの相矢倉」から習甦新手に対する見解|将棋情報局

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「これからの相矢倉」から習甦新手に対する見解

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明けましておめでとうございます。
編集部の米澤です。
今年もよろしくお願いします。
 
クリスマスに紹介した「これからの相矢倉」から、今日は将棋ソフトの新手についてピックアップします。
 
☆習甦新手とは
 
最近、後手が▲4六銀・3七桂型を拒否してすぐに△4五歩と指す将棋が見直され、プロ間でも多く指されているようです。
具体的には下図から…。
 
 
ここから△4五歩▲3七銀△5三銀とする将棋です。
 
 
そして24図から▲4八飛△5五歩(下図)が電王戦タッグマッチの▲船江―△菅井戦で現れた新手。
結果も菅井五段が快勝。
 
 
後日、A級順位戦▲郷田―△渡辺明戦では第81図以下、
▲4六歩△5六歩▲4五歩△5四銀▲3五歩△7三桂▲3四歩△同金▲5六金と進行。
 
 
この進行に対し、渡辺二冠が後手を持って自信がないとコメントしたためか、習甦流△5五歩はこれ以降、実戦で現れていないようです。
ただ、書籍では結果29図は先手良しと結論づけておらず、今後の課題局面としています。
 
……この変化はまだ実戦数も少ない最先端の変化であり、今日明日にも結論が変わるかもしれないと思うとわくわくしますね。
 
結論:今後の課題 実戦数はまだ少ない
 
 
ponanza新手は紹介し切れなかったのでまた次回。
 
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