お得で気軽に参加できる将棋大会『第６回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催！ エントリー受付中 社団戦の後はオムドリアを食べるのが定跡となっている米澤です。
駅近くにがっつり食べられるお店があります。
おすすめです。

昨日は社団戦団体個人戦に出場しました。
さほど将棋が強くない私ですが、たまには大会の将棋を紹介します。
ちなみに将棋は４局とも四間飛車を採用。
「四間飛車の逆襲」を読んだから……ということはなく、四間飛車穴熊２局と立石流２局です。

まずは快勝局から。

図は８二の飛車を８四に浮いた局面。
まったり端歩を突きつつ５二の金を動かしてくれないかなぁと待っていたのですが、動いてくれないので、ここで狙い筋である▲６七角を決行。
立石流のハメ手みたいな筋です。

この角は、８五の歩を取って、▲８六飛～▲６七角または▲８六歩～▲８五歩が狙いです。
実際、実現しても勝てるかというと、結構大変なんですが。

本譜は暴れてきて、一気の終局となりました。
少し進んで、下図。

既に駒得で少し良いですが、ここでしっかり読みを入れてきっちり勝ちました。
実戦は▲７四歩△８七歩成▲同銀△７五歩▲同飛△８七飛成▲同角△８六銀▲８五飛△８七銀成▲８一飛成△６七角▲８七龍。
相手の攻めが完全に切れて勝ち。
▲８一飛成～▲８七龍が気持ちいい手順です。



初見で正しく対応してくる人は少なく勝ちやすいのがこの戦法のウリですが、正しく対応されると非常に勝ちづらいのがネックです。

次は残念譜。



角が封鎖され、苦しいと思っていた局面。
相手の方も良いと思っていたようですが、激指君によると、少し先手が良いらしい…。

ただ、ここで発見した▲４八桂が自分らしい気持ち悪い埋め方で、ちょっと手応えあり。
実戦はこのあと双方秒読みの中、△６七馬▲５八歩△同歩成▲２四角△２一桂▲５八金！という穴熊らしい過激な攻めが炸裂。



▲５八金の意味は３四に打つ歩が足りないので、金と歩を交換しようという意味です。
守りの金を投げ捨てて攻めるとか、穴熊のロマンですよね。

△５八同馬に▲３三歩成△同金▲同銀成△同桂▲３四歩△２三金▲１四桂！△同香▲１三金で先手良し、とこの辺りで読み切っていて、実際その手順が実現しそうだったのですが、
（※実際調べたら先手良しだけど、角ではなく銀を残すのがより明快）
途中で些細な読み抜けに気付いて予定変更して負け。
超かっこわるい…。

チームが昇格争いのさなかにもったいない負け方をして猛省。
来月は最終戦。
広瀬先生の穴熊本読み直して頑張ります。


 

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