2016.01.27
伊藤果先生の詰将棋に挑戦してみた ~簡単に詰みそうだけど詰まないやつ~
こんにちは。
「わかめスープが最強の飲み物である」を標榜している編集部の島田です。
今日は久しぶりに伊藤果先生の詰将棋に挑戦してみようと思います。
「いつか伊藤果先生の何かを出します」と言い続けてはや半年。全国の詰将棋ファン、並びに伊藤果先生のファンの皆さまは首を長くして待っていることと思います。もう少ししたら発表できると思いますので今しばらくお待ちくださいませ。
と、いうわけで今日も元気にいってみましょう!
挑戦するのはこの問題です。
これまた解く気をそそる簡素図式です。
まず▲2三歩と打つのは△1一玉で全然詰まない、というのは私でも分かります。
次にいきなり馬を捨てる手も全部ダメそう。
▲3二馬も△1一玉でまるでダメお。これも分かります。
と、いうわけで初手はきっと▲4二龍。
逃げる手は全部簡単に詰むから合駒の一手。
むっ!さてはこれは伊藤先生お得意の合駒問題!?
と、考えてまず歩合いから考えて見る私。
というかよく見たら▲同龍でも▲同馬でも取れるからめちゃくちゃ詰みそう!
・・・と思ったんですが、▲3二同龍は△1一玉が打ち歩詰めの格好でぎりぎり詰まない!
あうち!
▲3二同馬も△1三玉(下図)と上がられて
△1四歩は▲2四玉で一生詰まない。
▲3三龍は△同桂とされちゃうから詰まない。
きーーー!憎たらしい玉方4一の桂。
まず歩合いから考えようとか言って、そもそも歩合いが詰まないじゃないですか!
合駒問題じゃなかったんですか!先生!
まさか初手▲4二龍がそもそもの間違い?▲5二龍??
いやいや、そんなことないか。
分かりません、もう何も分かりません。
分かっているのはこの問題が「詰将棋ミステリーツアー」の掲載作であり、9手で詰むということだけです。
この問題が解けた!という勇者は例のごとくsoft@mynavi.jpまでお便りください。
私が心のなかで琴奨菊と同時に褒め称えます。
やはり伊藤果先生の詰将棋は一筋縄ではいかないですね(まとめ)。
次は新刊紹介をする予定です。
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