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週刊将棋3月6日号発売!

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 みなさんこんにちは、週刊将棋編集部です。お日様が眩しいです。
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 今週はA級最終戦一斉対局が行われました。羽生三冠が、一番に勝ち、名人挑戦権を獲得しました。そして降級は高橋九段、橋本八段となり、谷川九段は最終局に敗れましたが、残留が決まりました。
 全5局をくまなく紹介、臨場感あふれるタイムテーブル、スカパー完全中継の裏側、そして挑戦の羽生三冠のインタビュー、残留を決めた谷川九段の心境など、将棋界の一番長い日を1~4面でどどんと掲載しています!
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週刊将棋3月6日号

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 筆者もA級最終戦に行ってきました。担当は、一番遅いと評判で、実際に一番遅くに終局した高橋九段―三浦八段戦。谷川九段が敗れたことで、高橋九段が勝てば谷川九段が、高橋九段が負ければ高橋九段が降級する状況になりました。
 将棋は、控室で継ぎ盤を1つ足して検討するほど難解な終盤。攻め合いを制して三浦八段が勝ちました。
 降級が決まった高橋九段と、挑戦できなかった三浦八段の感想戦。対局室はとても重い空気が漂っていました。そして難しい将棋なだけに感想戦も難しい! 口頭で行われた変化の変化についていけず、そのまま感想戦が終わってしまいました。最後の変化、何が何やらさっぱりわからない…。対局者も去り、朝の8時までに原稿を仕上げなくてはならず、後から聞けないため、感想戦を聞いていた北浜七段に泣きつきました。すると、さっきのは僕もついていくのがやっとなくらい難しい、たぶん分かっていた人あの部屋にそういないと思う、とフォローを頂きつつ、感想戦のポイントを教えてもらいました。
 本当によかった、なんとか記事が書ける…。お礼を言って連盟を後にしました。(本当にありがとうございました!!)
 対局記事と、スカパー裏側の記事を朦朧としながら7時くらいにを仕上げ、就寝。11時くらいに編集長から電話がかかってきました。記事中の詰みは調べた?など、いつも聞かれる内容チェックのほかに、「床の間ってなんだ、お茶の間か?」と聞かれました。
 筆者は、スカパー記事の中に、「~~~を床の間にお届け」的なことを書いていました。起こされたばかりで頭が機能してなかったせいか、どこがおかしいのかわからず、「とこのま?おちゃのま?ん?とこのまー…」と繰り返すももう何がなんだか余計わからず。だんだん頭が起きてきて、恥ずかしい間違いに気がつきました。床の間に届けて何するんやて…。
 本日の校正室は、床の間の話題で持ちきりだったらしいです。本紙ではちゃんと直っています。
 記者たちが夜通しで仕上げました、是非一番長い日を本紙で楽しんでください。
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 今週は他にも、
・渡辺明竜王が薄氷の勝利で1―1のタイに戻した棋王戦、
・ギリギリの終盤戦制し、里見女流名人が4連覇!女流名人位戦、
・佐藤康王将・行方八段が2連勝に!王位戦挑決リーグ、
・佐藤康王将が横山六段降して2回戦へ、棋聖戦、
・優勝争い関西?アマ選抜の菅井五段vs今泉アマの双龍戦・下、
・コンビが主役で大盤解説!深夜A時の何でもバトルトーク、
などなど、盛りだくさんでお届けします!

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