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週刊将棋3月28日号発売!

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 皆さんこんにちは。週刊将棋編集部です。今日は雨のち晴れです。
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 郷田九段が久保棋王からタイトルを奪取し、新棋王に輝きました。2,3面で郷田新棋王による、石田流の押さえ込みをご堪能下さい。どの写真にも圧倒的な存在感を誇る、加藤立会人の解説も合わせてどうぞ。
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 そういえば、今日大ゲラ(最終的に確認する校正紙)を見ていたところ、確認作業のリミットがあと30分だと編集長に伝えられました。
 ※ブログ筆者の苗字は加藤です。
 編集長「加藤九段、残り30分です」 加藤 「あと何分?!」 編集長「30分です」 加藤「あと何分?!」 編集長「30分です!」
 …てなやり取りがあって今週の週将は生まれました。ご堪能下さい。
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週刊将棋3月28日号

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 今週筆者は大和証券杯女流最強戦の決勝の取材に行きました。セキュリティが高いビル内での対局のため、対局開始の両者対局室の撮影には、連盟職員さんとともに報道陣一斉に向かいます。集合は対局開始の15分前。遅れたら写真撮れません。
 筆者は集合時間1時間前には最寄駅に着いていました。なんて計画的。駅をぶらぶらして時間をつぶし、集合まで15分となったところで、会場のビルに向かいました。
 駅地下からビルに通じる入口を発見し、いざ行かんとトビラを押すと、重い。開かん。よく見ると、土日祝は閉鎖している、と書いてある。慌てて違う入口を探すも、それも閉鎖。もっと慌てて、地下を諦め外に出て入口を探したのですが、ここらで集合時間まで8分。加藤九段残り8分。ようやく入口を発見し、息切れながら受付に到着。1時間前に来たのに結局着いたのは5分前でした。私の計画性が…
 無事開始前の写真を収め、大盤解説での説明を必死にメモり、いつもより大分嬉しそうな清水さんの写真をバシャバシャ撮りまくり、初めての棋戦決勝と言う大きな記事を書き上げることができました。23面掲載です!
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 今週筆者は竜王戦1組郷田―深浦戦の取材にも行きました。主催紙解説の金井五段、長岡五段の検討を隣で聞かせてもらっていると、検討手順でなんだか理解できない手が。飛車で角をただで取れるのに、取らずに角の手前に飛車を浮く。これがプロの寄せか!と感動したけど、角を取ってダメなのかがさっぱりわからない。もやもやしていると、実際の指し手も角をとらない単浮き。???となり、先生方に聞いてみた。
「角取ったら何かダメなんですか?」「ん、どこ?」「その前」「?」「銀とって、同銀で、次」「いや、間に歩がいるんですよ、角取れるんだったら取るよ(笑)」「!!」
 私には見えない歩が!道理でいつも棋士の方は私のあやふやな説明でも局面をすぐにわかってくれるのに、今回はどの局面かわかってくれなかったわけだ…。意を決して聞いたのにただ恥かいただけでした…orz。そういえばずっと前も疑問な手があり、「歩じゃダメなんですか」と聞いたら「それは二歩です」と言われたことがあったっけ…。
 発言と歩には気をつけようと思った春の午後でした。
 深浦九段の驚きの新手で快勝した記事は4面掲載です!
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 今週は他にも
・羽生二冠が4連続10回目の優勝を果たしたNHK杯決勝、
・全勝者がいなくなり、混戦模様になった王位戦紅組リーグ、
・名人400年の歴史を、小説や時代劇と重ねて見る、名人戦特集?歴史編、
・秋山アマが初優勝を飾った朝日アマ名人戦、
・18歳で奨励会を退会し、今は写真家として活動している石川さんの人生を紹介、丸の眼~元奨励会編~、
・斎藤新四段との思い出を語る、今回で最後の登場となる村田顕五段のなんでやねん大阪、
・こちらも泣く泣く最終回、最後は先生自身驚いた場面を紹介する、片上六段の思考履歴、
・とある棋士が登場?(似顔絵そっくり!だけどしっかり作者柳葉さん風!)の笑え、ゼッフィーロ、
などなど盛りだくさんでお届けします!

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