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週刊将棋6月20日号発売!

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 皆さんこんにちは、週刊将棋編集部です。雨がやみません。
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 森内名人が防衛しました。このまま先手勝ちで第7局まで行くと、振り駒で勝敗変わるんじゃないか感がはんぱないので、すっきりした決着なのかなと思う今日この頃です。
 それを先日、控室で某観戦記者さんに言ってみると、確率的に後手が勝ちやすいから妥当な結果、とのこと。1/2ではないのか?と思っていたのですが、それは1局のみのことで、シリーズを通して考えると、第6局までで先手のみ勝つケースが1/2の6乗で1/64。どこかで後手勝ちがあるのは、オール先手勝ち以外なので63/64。1:63もの違いがあったんですね。
 まあいいやそんなことは。名人400年、節目の戦いを制したのは森内名人。第6局は角換わりの熱戦でした。1~4面でお楽しみ下さい。
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週刊将棋6月20日号

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 今週筆者はB級1級の取材に行ってきました。思え返せばB1は初めて。どれも好カードで全部取材したいくらいでした。
 順位戦=一斉対局+その日はA級も開幕、ということで控室は熱気で汗が出るほど棋士の方が集まっていました。立会人は大野先生。順位戦は人がいっぱいいるからいいなあと楽しげでした。筆者が棋譜を並べているのを見て、棋力はどれくらい?と聞いてくれました。3年位前の全盛期に比べるとかなり棋力が落ちている筆者。当時の棋力をそのまま言っていいものかと悩み、その場にいたA級取材のY記者に確認。「私の棋力どれくらいですかね?苦笑」。話し合った結果(?)妥当なくらいかと、自称初段です、という返答に落ち着きました。すると、テキパキ棋譜を並べていたのを評価してくれたのか、もっとあるでしょう!と持ち上げてくれました。大野先生ありがとうございます、これから自称二段にします!…しかし自称初段と宣言してから、控室から加藤初段!と呼ばれるはめに。検討にきていた桃子1級を追い抜いてしまった。
 どの対局も佳境に入ると、時間がなくなっていきます。控室も23時を過ぎると1人、また1人と人がいなくなる。賑やかだった部屋はぽそぽそとしゃべる声が聞こえる程度。立会人の大野先生は1人になっても対局が終わるまで待っていなくてはならず、だんだん人が減ってく…と始めのころと打って変わって悲しそう。広くなった控室で数人で対局を見守っていました。
 無事全局おわり、筆者は感想戦へ。終わった頃控室をのぞくと大野先生の姿はありませんでした。挨拶できなくて残念。遅くまでお疲れ様でした。
 B1初陣を白星で飾った広瀬七段、飯塚七段、東西同年代対決を制した山崎七段の将棋は6面掲載です!
 A級開幕戦佐藤康王将―高橋九段戦は24面、1/3の戦型データと合わせてお楽しみください!
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 今週の「私のお気に入り」は村田智六段で「料理」。原稿と一緒に、実際作った料理の写真を送ってもらいました。これがまためちゃくちゃおいしそうで。
 筆者はいつも号ごとにフォルダ分けしていて、該当号フォルダに自分の担当分の原稿、写真、図面データなどを保管します。そして写真がすぐにわかるように表示は縮小版設定。つまり、今号のフォルダを開けるたびに村田先生の涎ものの写真が目に入ってきます。開くときは写真のことは忘れているので、開けると必ずうおおおおおああおおううお腹減るううう食べたいいいいいいと発狂することに。隣の席のA記者と一緒に眺めては、いいねえ、おいしそうだねえ、と繰り返していました。
 白黒なのが残念ですが、お腹をすかして18面をご覧下さい。
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 さっき世界のT編集長にタイヤキもらいました。うおおおおおおお
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 !! 
 あんこだと思ったらカスタードだった! うまー
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 今週は他にも、
・阿部健、中村太が東京で好発進!関西船江は順位戦初黒星と前期全勝者3人で東西の明暗分かれたC級1組、
・B級2組からB級1組へ、A級が見えてきた飯塚七段が2連敗後の連勝の要因、激甘教室、目標を語った「棋士済々」、
・番勝負が終わった今、長谷川女流二段が序盤の戦型選択、女王の穴熊、怖い飛行機、今後の課題などのインタビュー、
・おまたせ!2年ぶりの開催となる女流棋士総出の大イベント!「女流棋士親睦会」リポート、
など盛りだくさんでお届けします!

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