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週刊将棋11月28日号発売!

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 みなさんこんにちは、週刊将棋編集部です。日が早く落ちるようになりました。
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 今週は竜王戦第4局が行われ、丸山九段が会心譜で待望のシリーズ初勝利。渡辺明竜王は予定の作戦が不発に。
 好評の定跡講座や、「ちょっと気になるエピソード」(ちょいきに)動作や仕草の記録係・来期トーナメント決定・関西人も沸かす藤井九段の大盤解説など、一息いれながら一手損角換わりの第4局を堪能してください。
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週刊将棋11月28日号

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 今週はA級の羽生三冠―佐藤康王将戦と、B級1組9回戦が行われました。A級はF記者、B1は筆者が担当しました。
 東京・将棋会館には、棋士控室のほかに、記者用控室(記者室)もあります。棋士の方々が記者室にくることも多く、観戦記者さんに解説したり、記者室に置いてある資料を見にきたりしています。なので棋士の方も記者室は慣れたもの。
 この日の夜、F記者と記者室で待機していると、静かで丁寧なノックが聞こえました。朝日新聞のM記者が「どうぞー」というと、おそるおそる開けられるドア。部屋に入っていいものかわからないのか、またまたおそるおそる戸惑いながら入ってきたのは八代四段でした。他の先生と記者室で待ち合わせをしていたとのことで、入ってきても遠慮がちに事情説明し、腰が低い八代四段。漂う奥ゆかしさ(男性にも使うのか?)に感動。
 しかも、F記者は三段時代に、筆者は四段なりたてのころに来てくれた第5期マイナビ女子オープン第3局でお会いしたことがあるのですが、覚えていないと思ってまた挨拶すると、F記者に「あの頃は名刺がまだなくて」、筆者には「陣屋ではお世話になりました」とちゃんと覚えてくれていて、改めて名刺を頂きました。八代四段が去った後、覚えてくれてた!とはしゃぐ週将記者軍。記者の前に将棋ファンなので、棋士の先生に覚えられているというのはとても嬉しいのです。
 しかしその前にF記者と2人で記者室にいたとき、「あるあ○探検隊!のコンビなんだっけ?」「カタカナの気がする」「あかんにしかわくんが気絶してもたー」「ドゥドゥディバドゥビドゥー!ん?ドゥドゥビバ?ドゥドゥビバドビ…ドビ…?」と馬鹿な話で盛り上がっていたので、心の底から八代四段が来たのはそのときじゃなくて良かったと思いました。誰も居ないからと油断しないよう以後気をつけます…
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 久保九段の取材をしているとき、久保先生は誰かに似てる…どっかで見たことある…とずっと考えていて、そうだ久保九段に似てるんだ!とわかりました。関西所属なこともあり、今まで生でまじまじと拝見したことがなかったので、週刊将棋や世界でよく見る人だ!と芸能人を町で発見した気分になってしまったのです。本人だから似るもなんもないわ、と一人つっこみしつつ、本人が目の前にいる!と改めて嬉しくなってしまいました。
 A級は羽生三冠が逆転勝利、B1は行方八段が怒涛の8連勝となりました。6、7面で詳解です。
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 今週は他にも、
・久保九段が初優勝!羽生三冠は3連覇ならずの将棋日本シリーズ決勝、
・渡辺明竜王が5連勝で初挑戦に近づいた王将戦、
・棋力、記憶力、絵心、真心勝負!雨を吹き飛ばせ!将棋の日in関西、
・振り飛車党:戸辺六段とアマ選抜:今泉アマの決戦!クマります宣言の双龍戦、
・決勝戦は千日手!ギネス世界記録も!テーブルマークこども大会、
・空き時間は脳内詰将棋&携帯で中継チェック!大学生棋士・高見四段の「私のお気に入り」、
・谷川新名人誕生!「名人位を1年間預からせて頂くつもりです」名人戦名場面、
などなど、盛りだくさんでお届けします!

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