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週刊将棋2月27日号発売!

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 皆さんこんにちは、週刊将棋編集部です。関東は、週始めの雪から一転、晴天が続いています。
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 今週は王将戦第4局が行われました。攻防の角でペースをつかんだ渡辺明挑戦者が、3勝目をあげ、王将奪取まであと1勝としました。手に汗握る攻め合いを1~3面でお楽しみください!
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週刊将棋2月27日号

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 今週は王位戦の佐々木慎六段―澤田五段戦の取材に行ってきました。終局前は、モバイル中継室で渡辺大四段の解説を受けながら観戦していました。渡辺大四段の解説はとてもわかりやすい!!助かりました、ありがとうございました。
 ところで、最近渡辺竜王の表記が、渡辺明竜王とフルネームになったのはお気づきだったでしょうか。同じ苗字が2人以上存在すると、名前がくっつくのです。渡辺大四段と同日に昇段した石田四段は、昇段時に石田九段がすでに引退していたため、石田四段と苗字のみとなります。
 編集部は、今でこそ大分慣れましたが、当初は「明」をつけるのをよく忘れてしまっていました。筆者は他人の間違いをふっふーんってドヤ顔で指摘するのが大好きなので、渡辺竜王になってないか血眼にして探していました(ちなみにこの間違いは「明抜け」と言う)。
 校正の最終段階のゲラを大ゲラと言いますが、それは放っておいても別段問題ない修正ではもう直しません。修正した際に違うところがおかしくなったり、データが壊れたりするリスクの方が高いからです。なので、忙しい大ゲラチェックのときに、明抜けを発見していそいそと編集長のところにいって明がない!と指摘しても、面倒くさそうに、この段階ではもういい!ってあしらわれるので、明抜けはタイミングが大事です。
 こういう作業をしていると、三段リーグは苗字に注目してしまいます。ああ、この子が上がったら名前いるな、とか。同姓同名だったらどうするのかなあ、昇段年とか師匠を表記して区別するのかしら。
 今回取材の佐々木慎六段も、佐々木勇四段が昇段したため名前も書くことに。対局結果では、名前欄は3字分しかないので、「4w→3w」と表記して入稿しています。4字を3字分にきゅっと詰める、の指示です。これも4字だからまだいいけど、佐々木慎二さんとか名前の1字目が被る方が四段になったら結構きゅっとなるよなあ、と同姓同名と同じようにいらんことを心配しています。まあそんときゃそんときか。
 まったく違う話になりましたが、王位戦は澤田五段が2連勝!4面に掲載しています。
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 今週はほかにも、
・久保九段、中村太六段が2回戦へ!棋聖戦
・上田女王が終盤で二択誤り惜しくも敗退、棋王戦
・菅井五段vs今泉アマ!優勝がかかる一戦を詳解、双龍戦
・挑戦争い、残留争い、数々のドラマを追う!A級オーラス特集
・五冠目挑戦か、初挑戦か!里見女流四冠vs鈴木女流二段のマイナビ女子オープン挑決特集
・NECvs東大の日本一決定戦は最終局にドラマが!
・詰将棋と思いを重ねて綴って頂きました。内藤九段のお気に入り
・まじこれやられたらどないしよ…小熊スペシャル「B級で行こう!」
などなど、盛りだくさんでお届けします!

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