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週刊将棋4月24日号発売!

 みなさんこんにちは、週刊将棋編集部です。冬に逆戻りです。
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 今週はマイナビ女子オープン第2局が行われました。予想外の横歩取りに、里見挑戦者が飛車を引いた先は8二。序盤から興味深い一局となりました。第1局で果たされなかった桜の下での記念撮影写真と一緒にお楽しみ下さい。
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 今週は、棋聖戦準決勝やらの取材に行ってきました。
 渡辺明竜王―久保九段戦の振り駒を見ていました。記録係の方が、渡辺竜王の歩5枚で振り駒をします。投げられた駒を見ると、と金が3つあったのを確認しました。けれど、記録係の方が発したのは「とが2枚です」。あれ?この子間違えてないか?と固まる筆者、どうしよう、言った方がいいのかな、先後違うって大事やんな、とが2枚ってそもそも変な言い方やな、ともやもやしているうちに、歩は盤に置かれ、すでに言い出しにくい状況。これは仮に間違っていたとして、一記者が指摘できるのだろうか、でももう証拠はないしなあともやもやしながら部屋をあとにしました。
 もやもやを抱え、記者室に行きモニターを確認すると、三間vs居飛車で、手数的に三間が先手。と2枚なら、久保九段が後手のはず。でも久保九段が居飛車で渡辺竜王が三間ってあるかいな、振り駒は訂正されたのか?と中継記者の方々のもとに確認しにいきました。どうやら、駒が重なっており、「重なった2枚をのぞく、3枚のうち2枚がと金。つまりは、久保九段が先手」ということだったらしいです。だから「とが2枚」って言い方したのか、大納得。重なったのを確認できなかったことと、勉強不足を恥じ、あのときチキンでよかったーーーーと思う次第でした。うっかり指摘したら大恥どころか、つまらないことで対局者に気を使わせるところだった。セーフ…。
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 今週は、魔物がいるはずでした。高校野球のファンの方はわかって頂けるでしょうか。
 郷田九段vs中村太六段は、すごいドラマが。大逆転ののちの大逆転。この結果に、ある試合を思い出し、そこで使われたフレーズを引用しようと決めていました。
 この対局記事のタイトルは「盤上の魔物が二度笑う」で、記事中にも魔物が~~~。と書きました。すると、ゲラになって見てみると、タイトルは「中村の連続挑戦消える」に修正されていました。記事中の魔物は勝利の女神に変身していました。メジャーな言い方だと思っていましたが、甲子園に魔物が棲む的なことは、ファンじゃないと知らないことらしく、一般には通じない、とのことでした。なんたるちや。魔物が退治されてしまった。
 ショックを受けた筆者。いつもなら修正して頂いたときは、大変ありがたく思い、感謝の意を述べますが、今回だけはいかに魔物が有名であるか、ある試合は9回表がほにゃらら、代打がほにゃらら、そのかわり投手がいなくなりほにゃらら、裏で押し出しほにゃらら、といかにある試合が劇的で、有名で、歴史的な試合だったかを熱弁しましたが、退治された魔物は帰ってきませんでした。さようならデビル…こんにちはゴッデス…
 棋聖戦は3面で詳解しています。
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 電王戦第4局など、その他の記事はこちらをチェック!


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