下村記者の棋楽にいこう 第8手 東部団体戦に出場|将棋情報局

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下村記者の棋楽にいこう 第8手 東部団体戦に出場

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みなさんこんにちわ。週刊将棋の下村です。

 今週は例によって予約投稿です。といっても普段更新作業をする月曜日は休んだわけではなく、いよいよ王位戦七番勝負が開幕!第1局の石川県輪島市対局の移動日です。能登半島の先端部にある輪島市に行くのはもちろん初めてで、出張慣れしている筆者にとっても楽しみです。
 羽生―木村戦は実に5年ぶりのタイトル戦、好調の木村八段がどのような戦いを見せるか、熱戦の模様は来週号の紙面にてお伝えします。また出張先の出来事も当ブログで併せて紹介していくつもりです。

 さて、今回もまたまた将棋大会ネタです。6月29日は埼玉県羽生市の東部団体戦に出場してきました。ちなみに羽生市は(はぶ)ではなく(はにゅう)と読みます。5人一組の団体戦で30分切れ負けを4回戦戦います。筆者は羽生棋友会というチームから出場。かれこれ埼玉在住時代から10年以上は出続けていますでしょうか。

 5人一組なので3人以上が勝てばチームの勝利ですが、ライバルチームも強豪がいるので勝ち抜くのはなかなか大変です。また対戦チームとは組み合わせの妙もあり、これが勝敗に大きく直結します。筆者のチームも層を厚くして臨んだのですが、いきなり味方に足を引っ張られました。なんとメンバーの一人のM下君が寝坊で大遅刻!いきなり4人で1回戦と大ピンチです。なんでもワールドカップを夜更かしして見ていたとのことです。

 それでも奇跡的に3人が勝利して2回戦。大遅刻のM下君は2回戦の途中でようやく登場ですが、残り時間が半分しかないにもかかわらず一番速く勝っていました。しかしチームは大ピンチ。今度は2―2で最後の一戦が必敗模様です。これで命運尽きたかと思いきや、時計のタタキ合いで残り3秒と相手10秒の中、土壇場で相手チームの方が二歩を打って劇的決着!です。

 切れ負け寸前に反則勝ちと、なんとも後味が悪い勝ち方ですが、アマ大会ゆえに仕方がないのでしょうか。将棋のゲームの本質と違う部分で決着がつくことには、何か違和感を覚えますのは私だけでしょうか。

 これで勢いづいたのか、3回戦は4―1、4回戦は3―2と接戦を制してなんと優勝!です。ちなみに筆者はポイントゲッターと期待されてはいたのですが、大将で出て2勝2敗と凡走に終わりました。負けた2局は優位を築いて勝手に暴発と…筆者の悪癖が際立った内容でした。反省です。

 それでもみんなで勝ち取った優勝は、個人戦とは違う嬉しさです。宴会~カラオケコースで帰宅したのは日付が変わるころでした。やっぱり将棋は楽しいですね。(写真上は羽生駅、下は大会の模様)





 

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