雨宮編集長のコゴト＠10月29日号がすごいことに

2014.10.18

こんなことは初めてだ。10月29日号のことである。

　竜王戦第１局

　王座戦第５局

　新人王戦第３局

　女流王将戦第３局

これだけの大一番がいっぺんに載る。

竜王戦第１局以外はなくなる可能性があったが、全部残った。

決着局３発は、記憶にない。

竜王戦も久しぶりの海外対局だから、ニュース性は高い。

カラー号でお届けしますので、お楽しみに！

　編集長になったころは、加古川青流戦も女流王座戦もなかった。電王戦も、その関連イベントもなかった。つまり、秋のイベントが多くなったのだ。今年は加えて、プロ編入試験も国際将棋フォーラムもある。

　うれしい悲鳴、という決まり文句がある。それはたいがいの場合タテマエで、ほとんどは本当に悲鳴を上げたくなる状況なのだ。特にこの秋はページの割り振り、取材の手配、出張経費、部下の休暇申請（！）などなど、悩ましいことばかり。

　ピーチクパーチクでもからかってウサ晴らしをしようか。大好きな秋刀魚の塩焼き定食に逃避する日々が多くなりそうだ。

　自分が編集長になった2008年にも10月29日号があった。主にこんな内容だった。

　１－５面　第21期竜王戦第１局inパリ　渡辺vs羽生

　12－13面　深浦王位防衛インタビュー

　23－24面　第19期女流王位戦第３局　石橋vs清水

　海外対局はこのとき以来。当時の女流王位戦五番勝負は秋開催だった。大きな勝負はあるものの決着局はなく、６年ぶりの10月29日号にくらべると、のどかな雰囲気ですな。

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