2014.11.11
下村記者の棋楽にいこう 第26手 帝国ホテルの優雅なランチ
みなさん こんにちは 週刊将棋の下村です。先週は竜王戦第３局の取材でした。場所は東京都心にある「帝国ホテル東京」ですので、いつものように出張ではなく、自宅や編集部から通いながらの取材です。
将棋連盟での対局は、原則朝10時から対局開始ですが、タイトル戦は朝９時対局開始です。１時間早く現地に向かいますがラッシュアワー真っ只中。久しぶりにすし詰め状態の満員電車に乗りました。慣れていなかっただけに通勤だけでも疲れました。
第３局は既報の通り、森内竜王が二転三転の激戦を制して１勝を返しました。３連敗なら大ピンチだっただけに大き過ぎる１勝。これで流れも変わるかもしれませんね。今週11月12日号に詳報しておりますので、ぜひご覧ください。
対局場となった「帝国ホテル東京」は知らない人がいないほどの一流ホテルです。田舎者の筆者にはなかなか縁がない場所ですが、さぞやランチも豪華だと思い、対局者の昼食を取材しました。本紙でも書きましたが、森内竜王はカレーライスを捨てて、あんかけ焼きそば、うな重と新機軸を打ち出してきました。
流れを変えるため好きな物を断つということはありますが、森内竜王もその心境だったのでしょうか。もし竜王を防衛してインタビューで聞く機会があれば、その辺もうかがいたいと思います。一方糸谷七段も２日目の昼食はサンドウィッチと軽めでした。夕食休憩がない竜王戦ですが、夜戦に入ってもお腹はすかないのかな？といらぬ心配もしてしまいました。
本紙では森内竜王の２日目のうな重と、糸谷七段１日目のスペイン風パエリアの写真を載せましたが、森内竜王１日目の五目あんかけやきそば＋しゅうまい。糸谷七段のアメリカンクラブサンドイッチの写真も紹介します。食べ物を美味しそうに撮るのはなかなか難しいですね。
