渡部記者の将棋三昧@またまた決勝負け|将棋情報局

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渡部記者の将棋三昧@またまた決勝負け

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準々決勝は清水上さんと。昨年夏の大逆転負け以来の対戦です。
後手ながらまずまずの分かれと思って指し進めていましたが、相手の指し回しの前にだんだんと苦しい形勢に。



図で粘るなら△7二飛や△6一飛ですが、それではアヤが無さそう。というわけで、秒読みの中△6三桂。対して▲2五飛△同桂▲3四桂や▲6六飛△6八歩成▲同金なら指しようがなかったと思いますが、実戦は▲5三歩△同金右▲6四歩と決めにきました。以下△5五桂▲5三角成△同金▲6三歩成に△9二角と打ち、悪いながらも駒が働いて勝負の流れ。最後は△4七桂成~△3八成桂が実現し、6三に打った桂が大活躍で逆転勝ち。
埼玉に来てから30戦近い連勝をようやく止めることができました。

準決勝は若手の方と。

第一感△6三角は狙いすぎと感じ、以下▲6六歩△2四歩▲同歩△同銀に▲6五歩△2七歩▲6八飛△3三銀▲6四歩△4五角▲4六歩と進めて大優勢。▲2三歩~▲4一角の筋があるため後手は持ちません。途中の△3三銀ではまだしも△6五歩だったでしょうが、▲6四歩、▲5六銀、▲2三歩など手段が多く先手良しでしょう。

決勝は社団戦のチームメイトでもある北川さんと。
相手の知識が生きそうな形になったので、先手の利を放棄して序盤から粘りに出ました。

図は手筋とばかり▲4一銀と引っ掛けたところ。ずっと苦しいと思っていましたが、この銀で少しは勝負になったかな、と。実戦は堂々と△3一金と引かれ、▲5二銀打△4二金引▲2四桂△3七飛成▲3二歩△7六桂以下後手勝ち。
金を引かれ「やっぱり負けかー」と思って本譜にしましたが、▲5二銀打のところで▲3二歩が利いたようです。△4一金で銀を取られますが、そこで▲6三角が痛打で先手優勢。角は5四に打つ筋ばかり考えていて、なぜか見えていませんでした(相手は▲3二歩が見えておらず金を引いた)。お互い時間があったのに、酷かったですね。

これで昨年秋からアマ王将戦、支部名人戦、アマ名人戦と3つも代表決定戦で負け。負けが続いているので、今回も勝てないと思って?形勢を悲観しすぎていたようです。
今週もまた大会があるので、自信を取り戻せるくらい勉強して臨みたいものです。 お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
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