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下村記者の棋楽にいこう 第49手 大野七段の将棋教室を取材

 みなさんこんにちは。週刊将棋の下村です。

 先日はクローズアップの取材で、大野八一雄七段に話をうかがってきました。引退してからほぼ1年がたちますが、現在は「地域普及推進棋士」という肩書きを持ち、埼玉県で普及活動を精力的に行っています。イベントや大会などで棋士が呼ばれることはは日常的ですが、地域に根付いた専門の棋士は多くなく、この肩書きを持つのは森九段の四国、真田七段の千葉についで3人目だそうです。

 大野七段は埼玉県川口市で将棋教室を開いていることもあり、せっかくの機会なので指導の様子を見学させてもらうことになりました。川口駅から歩いて5分くらいの閑静な住宅街、マンションの一室で土曜日に行われています。

 子ども教室というと筆者は学校の授業のような光景を想像していましたが、訪れるとちょうど子どもたちは大盤解説が終わり休憩中。大野七段が自ら子どもたちにプリンとおせんべいのオヤツを取り分けて配っており、先生というようもまるでお父さんのようなアットホームな雰囲気に、思わずニヤリとしてしまいましたね。

 もっともこれは子どもたちが相手だから。午後は有段者の部で将棋好きが集い雰囲気はガラリと変わるそうです。またほかの日は奨励会員の研究会なども行われているそうです。たしかに部屋の中には所狭しとカヤ盤が置いてあり、まさに将棋を指すために造られたトラの穴?です。

 大野七段にいろいろ話をうかがいましたが、一将棋ファンとしてはまた来たくなるような空間でした。取材のあと「少し指しませんか」と先生にお誘いいただき、師範代の方と1局盤を交えましたが、角換わり腰掛け銀の定跡形からしっかりと負かされてしまいました。最近はプレイヤーとしては休業状態なので、また出直して参ります。なおこの模様は6月3日号で紹介する予定です。

大野七段の教室のブログです。
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