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炬口カメラマン死去

 将棋界で活躍したフリーカメラマンの炬口勝弘(たけのくち・かつひろ)さんが10日、化膿性胆管炎のため死去した。73歳。葬儀は近親者で執り行われた。
1942年2月24日、兵庫県・淡路島に生まれる。大学卒業後、フォトジャーナリストに。70年代半ばから将棋界に入り本紙や「将棋世界」などに作品を寄せた。
 2011年5月に病に倒れてからは、闘病生活が続いていた。
 本紙ではタイトル戦の撮影や、「ズーム・アップ」「カメラをかついで」「SCENE 炬口勝弘の棋界漫歩」などの連載を通じて、将棋界のさまざな場面をリポートした。著書に『アマ強豪烈伝』『王手!将棋戦国絵巻』。

 以上は週刊将棋5/20号に掲載した原稿です。

 この原稿といっしょに載せられる写真がないか、保存してある写真データを探しました。多くの現場で撮影にあたっていた炬口さんですが、なかなか写っている写真がみつかりません。
 それは当然のことで、撮影する対象が本紙記者と同じですから、同じような方向から撮ることになり、めったにカメラマンが写ることはないのです。
 それでも、何点かみつかりました。本紙に掲載しなかった写真をごらんください。



2004年6月29日、棋聖戦第2局。佐藤康光棋聖vs森内俊之竜王名人の千日手指し直し局開始の場面です。左端で狙っているのが炬口さん









2009年6月19日。棋聖戦第2局。羽生善治棋聖vs木村一基八段の前日検分。炬口さんは木村八段の斜めうしろ








2010年6月17日。女流王位戦第4局。清水市代女流王位vs甲斐智美女王の終局後。タイトルを奪取した甲斐と談笑する炬口さん
 
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