下村記者の棋楽にいこう 第51手 初取材に同行|将棋情報局

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下村記者の棋楽にいこう 第51手 初取材に同行

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中  みなさんこんにちは。週刊将棋の下村です。

 先週は週将期待の新人の浅井記者がついに取材デビューを果たしました。毎週、各記者が週代わりで担当している旬の棋人を取材する「クローズアップ」のコーナーです。決められた対局のレポートと違って、自分で取材する人物を探して、出演交渉、取材、原稿執筆、原稿修正のやり取り、編集~掲載と、特集などとは違い扱いは大きくないコーナーですが、週将記者にとって必要な仕事の要素が詰まった奥の深い?コーナーです。

 浅井記者は人生で初の取材ということで、デビュー戦で失敗したら一大事!との編集長の密命を受けて、筆者が取材の様子を覗いてきました。

 今回の取材対象者は西尾明六段。先輩記者(筆者ではない)からは「怖い先生だよ」(ウソです)とか「たしかボクシングやってたよ」とか、不安を煽る応援を受けた浅井記者は、取材前日まであまり寝付けなかったそうです。

 そしていざ本番!将棋会館の会議室に西尾六段が登場です。浅井記者も最初の5分くらいは緊張のあまり声が裏返っていたようにも聞こえましたが、西尾六段もこちらのデビュー戦ということを察していただき、丁寧に応えてくださりました。そのかいあって、ようやく浅井記者も気分を落ち着かせたようで、準備してきた質問を次々に西尾六段にぶつけていました。

 結局1時間以上も濃密な話を聞かせていただきました。西尾先生!ありがとうございます。きっと週刊将棋の6月10日号に渾身の記事が載るはずです。浅井記者にとっても忘れられぬ初取材になることでしょう。わずか100行程度の「クローズアップ」の原稿ですが、そのウラには見えない記者のドラマがあるのです(ちょっとオーバーですが…)。



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