雨宮編集長のコゴト@貴族の羽織と王座の怖い顔|将棋情報局

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雨宮編集長のコゴト@貴族の羽織と王座の怖い顔

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あと1勝は、やはり簡単ではなかったですね。
仙台での王座戦第4局。佐藤天彦八段は敗れました。
これで3期連続のフルセットです。
2度あることは3度あるのか、それとも3度目の正直か。
最終局は我が故郷の甲府で行われます。

ところで、天彦八段は和服にもさすがのこだわりを見せています。
第4局の羽織は黒のビロード地(ベルベット)だそうです。
下の写真で質感がお分かりいただけるでしょうか。



普通の和服には絹や麻、木綿などの伝統的な天然素材、ポリエステルなどの化学繊維が使われます。タイトル戦などで棋士が着用する和服は、絹の高級素材で作られています。
ビロードも天然素材の織物ですが、普通はドレスやジャケットに使われるもので、羽織に使うのはたいへん珍しいはずです。それがさまになるところが、天彦八段ですね。

この羽織については本紙10月14日号のコラムに下村記者が書いていますので、ぜひごらんになってください。

実は筆者も和服が好きで、休日はほとんど和服で過ごしています。もちろん棋士が着るような高級品はなく、古着屋や骨董市、通販で買った安物ばかりです。反物から仕立てたことは一度もなく、ビロード地の羽織など、とても着こなせません。今のお気に入りはデニム地の着物と羽織です。

最後に、羽生王座のコワイ顔をお送りします。

 
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