雨宮編集長のコゴト@今年の合併号はスゴイ?|将棋情報局

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雨宮編集長のコゴト@今年の合併号はスゴイ?

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 もうすぐ12月です。師走です。
 例年この時期になると、年末に発行する合併号の紙面構成を検討し始めます。

 今年は12/30・1/6合併号が年内最後の発行です。通常より8ページ増の32ページを予定しています。
 通常の企画検討手順は、まずタイトル戦など主な棋戦リポートに割くページを確保し、それから特集系の企画に使えるページ数を想定します。恒例の年末年始企画、今年ならではの特集など、アイデアを編集会議で出し合います。
 ところが、今年はちょっと異常な事態になっているのです。下記の番勝負が入るかどうかで、合併号の構成が大きく変わります。

 竜王戦第7局(12/23-24)
 叡王戦決勝第3局(12/20)
 女流王座戦第5局(12/25)

 例年は竜王戦の最終局が入るかどうか、という時期なのですが、今年は新棋戦の叡王戦があり、女流王座戦もここまでずれこんだことはありません。そのうえ、おそらく竜王戦の次期ランキング戦が始まっていますし、棋王戦の挑戦者決定戦も入るタイミングです。王位戦ではリーグ入りの予選決勝もありそうだし、順位戦ではB級2組の対局がある週です。その他もろもろ…。

 全部あったら、パンクします。全部なくなったらパニックです。
約10ページがどうなるか、確定できるのは合併号制作週の直前です。今のこところは、全部なくなることを前提に企画を準備しなければなりません。

 さらに、想定外のニュースが飛び込んでくることもあります。数年前、米長邦雄永世棋聖の死去は、合併号制作週に入ってからでした。大きく紙面構成を変えたことはもちろんですが、何をボツにしたか、次号まわしにしたかなど、まったく記憶がありません。おそらく、じっくり検討する余裕はありませんから、脊髄で判断したんだと思います。

 以下はそのときの合併号1面と終面です。






 ドタバタしているようですが、まあ週刊紙はこんなものです。むしろ、これこそ週刊紙の醍醐味!
 どうせならジタバタせずに、状況を楽しもうと思います。

 どんな合併号になるか、ご期待ください。
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