2014.06.10
将棋世界超人気企画が待望の書籍化!の続き
お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
みなさん、こんにちは。編集部の島田です。 先日お知らせいたしました将棋世界の「プレイバック」を7年分収録した 「将棋名勝負2006-2012 プロが選んだ70局」の追加小出し情報です。
本書にはタイトルの通りプロが選んだ70局が 写真や解説とともに掲載されている わけですが、今日はその中から私の独断による「マイベスト1」を紹介させていただきたいと思います。
早速ですが、発表いたします。
「マイベスト1」はこの将棋です。
このころ里見さんは中飛車指してました。
名局ポイント解説のところにも載ってますが、この局面を見てください。
金銀5枚の鉄壁、龍と馬と持駒の香でどう攻略したもんか・・・。と途方に暮れますよね。
▲6四香とか打っても△7二金でなんもならんし。
しょーもない攻め筋しか思いつかない私。
ここで当時16歳の里見さんが指した手が
▲9五馬!
・・・恥ずかしながら何それ?と思ってしまいましたよ。 △7二金が馬に当たっちゃうからいったん逃げたのかな、なんて思っていたら。
そこから△4五龍に▲6八馬!△2四歩に▲1三歩成! なるほど先生!狙いは端でしたか!!
以下、里見さんの端攻めが炸裂すると、「鉄壁」だった金銀5枚はただの「壁」に。 つえー。この人超つえー。
出雲のイナズマが炸裂し、初タイトル倉敷藤花を獲得した瞬間でした。 「将棋名勝負2006-2012」にはこんなすごい将棋が他にも69局載ってます。 近日中に予約が開始されるはずです。
ぜひプロが感動した名局をご堪能ください。
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