将棋世界超人気企画が待望の書籍化!の続き|将棋情報局

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将棋世界超人気企画が待望の書籍化!の続き

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みなさん、こんにちは。編集部の島田です。 先日お知らせいたしました将棋世界の「プレイバック」を7年分収録した 「将棋名勝負2006-2012 プロが選んだ70局」の追加小出し情報です。

本書にはタイトルの通りプロが選んだ70局が 写真や解説とともに掲載されている わけですが、今日はその中から私の独断による「マイベスト1」を紹介させていただきたいと思います。

早速ですが、発表いたします。 「マイベスト1」はこの将棋です。

このころ里見さんは中飛車指してました。 名局ポイント解説のところにも載ってますが、この局面を見てください。

金銀5枚の鉄壁、龍と馬と持駒の香でどう攻略したもんか・・・。と途方に暮れますよね。
▲6四香とか打っても△7二金でなんもならんし。 しょーもない攻め筋しか思いつかない私。 ここで当時16歳の里見さんが指した手が

▲9五馬!

・・・恥ずかしながら何それ?と思ってしまいましたよ。 △7二金が馬に当たっちゃうからいったん逃げたのかな、なんて思っていたら。

そこから△4五龍に▲6八馬!△2四歩に▲1三歩成! なるほど先生!狙いは端でしたか!!

以下、里見さんの端攻めが炸裂すると、「鉄壁」だった金銀5枚はただの「壁」に。 つえー。この人超つえー。

出雲のイナズマが炸裂し、初タイトル倉敷藤花を獲得した瞬間でした。 「将棋名勝負2006-2012」にはこんなすごい将棋が他にも69局載ってます。 近日中に予約が開始されるはずです。

ぜひプロが感動した名局をご堪能ください。

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