2013.12.03
将棋世界1月号 好評発売中!
将棋世界編集部でございます。
先日、編集部の近くで「激指13」のテストプレイが行われていて、不意に聞こえてくる竹俣紅女流2級の読み上げにキュン死にしそうでした。が、対戦相手として登場する竹俣女流2級の指し手は(強い設定にした場合)まったくもって容赦がないようで、そのギャップを楽しむのも面白いかもしれません。
それでは今月号の内容をご紹介します。
◎巻頭カラーは渡辺竜王が一矢報いた竜王戦第3局。馬を作らせて、香を取られてもやれると見た渡辺竜王の驚異の大局観のルーツは4年前にあった?
◎続いて、熱戦続いた第61期王座戦の総括です。羽生善治王座によるインタビュー形式の自戦解説になっています。
◎もうひとつ、香川愛生新女流王将の獲得インタビューをお届けします。タイトルを獲得しての心境、現在の状況、そしてこれからについて、たっぷり語っていただきました。
◎中カラーは新連載、「駒に生きる」です。駒に焦点を当て、駒師と、駒製作の現場や背景を紹介します。第1回は富月(ふげつ)さん。ザ・プロフェッショナルです。なお、本誌で紹介した駒はお買い求めいただけます。決して安くはありませんが、どれもうっとりしてしまう逸品ばかりです。
◎そのほかタイトル戦は、加藤桃子女流王座vs里見香奈女流三冠の女流王座戦第1局と、里見香奈倉敷藤花vs甲斐智美女流王位の倉敷藤花戦第1局です。
◎さらにさらに、豪華自戦記3本立て!
・初のタイトル獲得となった香川女流王将による女流王将戦第3局
・奨励会員の初優勝となった都成竜馬三段による新人王戦第3局
・東西決戦を制し棋戦初優勝を飾った佐々木勇気四段による加古川青流戦第3局
3人とも初めての自戦記とは思えないほどしっかりと書き上げていて、読みごたえありです。
◎第3回電王戦の出場ソフトを決める、将棋電王トーナメントが行われました。ponanzaの優勝で幕を閉じましたが、優勝賞金額の大きさにびっくり。3日間かけて争われた模様をレポートします。
◎棋士に聞く本音対談は、福崎?浦野の後編です。今月も舌好調の関西トークが炸裂です!
◎付録は、堀口弘治七段による「将棋 常識とマナーハンドブック」です。
ルールはもちろん大事ですが、マナーやモラルというのもとても大切なことですよね。この冊子を通して、そんなところにも関心を持っていただけるとうれしいです。また、寄る・上がる・引くなど、特殊条件下での駒の動きの表記にも言及しています。懸賞問題を応募されている皆さんには是非参考にしていただきたい部分です。
本誌の詳しい内容紹介はこちらをどうぞ。