鈴木記者のちょいネタばらし「ドヤ顔の感想戦」|将棋情報局

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鈴木記者のちょいネタばらし「ドヤ顔の感想戦」

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マイナビには古くから将棋部があり、将棋編集部員は皆が籍を置いています。
将棋部の主な活動は年2回の職団戦に参加すること。鈴木は個人大会で活躍できるような棋力はなく、気軽に出られて真剣勝負ができるこの大会が好きで、10年以上毎回参加しています。

第1図は前回大会の1回戦、鈴木が▲1六銀と詰めろをかけた局面です。

ここで相手のKさんは△1五銀としましたが、▲2六桂△同銀▲4三銀不成と進めて受けがなくなり、以下△8六桂▲7七玉まで先手の勝ちとなりました。

感想戦では真っ先に「(第1図で)詰みはなかったですかね?」と尋ねられました。後で知ったのですが、相手の方は全国大会で準優勝したこともある強豪でした。「詰みあり」の直感が働いたようですが、時間に追われて読みきれずに△1五銀と受けに回ってしまったそうです。

対する鈴木は自玉の詰みを読む余裕など全くなかったのですが、「詰まないと思いましたけど」と読んでいた風を装ってドヤ顔。
周囲の人も交えて検討しましたが、詰みは見つかりませんでした。

でも家に帰って激指13で調べたら、第1図から△6九角で詰んでいました(汗)。対して▲8八玉には△7九銀▲9七玉△8七角成▲同玉△8八飛以下。△6九角に▲7七玉なら△8六銀(第2図)の好手があります。


いやはや、ラッキーでしたね(笑)。

先日、次回の職団戦の案内が届きました。いまから楽しみです。

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