トップ棋士が火花を散らす、「イメ読み」待望の第3弾!|将棋情報局

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トップ棋士が火花を散らす、「イメ読み」待望の第3弾!

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将棋世界の超人気連載といえば? そう、「イメージと読みの将棋観」です。
森内竜王名人、渡辺二冠、谷川九段、佐藤九段、久保九段、広瀬七段という、豪華メンバーが同じ局面についてそれぞれの「イメージと読み」を語るもので、それぞれの将棋観を惜しげもなく吐露し合う頭脳バトルは読んでいて非常にスリリングです。
 そして、このたびその「イメ読み」から45テーマを厳選して収録した書籍ができあがりました。



トップ棋士頭脳勝負 イメージと読みの将棋観3
四六判、256ページ
定価:1,580円+税
発売日:2014年1月23日


第3弾となる今回は、振り飛車党を牽引する久保九段と、終盤に独特の感性を発揮する広瀬七段という新メンバーが加わり、よりバラエティに富んだ内容となっています。

 


また、今回の書籍化にあたり、森内竜王名人の、巻頭インタビューと、いくつかのテーマについての、「最新の視点を追加収録しています。連載当時と考え方が変わっているところもあり、こちらも必見です。


個人的に面白かったのは中原誠王将と米長邦雄八段(当時)の熱戦を語るこの部分。


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渡辺 実戦は▲5四桂?
 えーっ、浮かばない手だなあ。
 ここに桂をたらす? そうなの?
 対して△7七桂成▲同玉△6三金。やっぱり角を渡して攻めるのは詰んじゃうから、受けに回ったんだ。
 対して▲4二桂成?
 えーっ、何それ?
 以下の手順も大熱戦ですね。わけが分からない。しかし、▲6五香のような単純な攻めでは勝てないんでしょうね。しかし、どうやられるのか分からない。難しすぎてよく分からないけど、すごい応酬だということは分かる。

森内 実戦は▲5四桂? やはり。
 △7七桂成▲同玉△6三金に▲4二桂成? ひえーっ。
 △5八銀▲2六歩? ひえーっ。
 △5五飛▲5六歩? ひえーっ。
 △5四飛▲6九金打? ひえーっ。
 ▲4二桂成と▲2六歩はすごい。指せない手ばかりだ。どっちがいいんですか? わけが分かりません。しかし、これぞ勝負将棋という気がします。すごい将棋だ。

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トップ棋士たちによる華麗なる頭脳勝負、ぜひ楽しんで読んでください。

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