新刊「解明!相穴熊の最先端」~角道オープン四間飛車にも有効な仕掛け方~|将棋情報局

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新刊「解明!相穴熊の最先端」~角道オープン四間飛車にも有効な仕掛け方~

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 皆さん、こんにちは。今さらながらスラダンを読み始めた藤原です。
現在15巻まで読み終わりましたが、やはり面白いですね。
一番お気に入りのシーンは「モップはてめえが」のところです。



話は変わりまして、今日編集部に5月15日発売の見本が届きました!



本来は発売月に届くのでもう少し遅いのですが、GWがあるということで早めに届けていただきました。
というわけで今回は届いた見本から「解明!相穴熊の最先端」(北島忠雄七段著)の紹介をします。戦型は「対角道オープン四間飛車」。はやりの戦法ですが、相穴熊になるとどのような戦いになるのでしょうか。



上の図が基本図。先手はここから▲6六銀、▲3三角成、▲5五歩、▲6六歩など手が広い局面。今回は▲5五歩の変化をご紹介。






基本図から進んで互いに穴熊が完成した局面。通常の対四間飛車穴熊と違うのは5五の位を取っているところ。そのため5六の銀が不安定なのが気になるところですが、ここからこのブログを読んでる方ならおなじみの(?)手順で仕掛けます。













上の図から▲2四歩△同歩▲3五歩△同歩▲2六飛



▲2四歩から今回は3筋も突き捨てて▲2六飛と浮くのがならいある手順。途中▲3五歩に△同銀は▲4五桂で先手良し。こうして飛車を軽くしておくのが好手順で、後手に有効な指し手がないのを見越しています。
後手は△5一角と引くくらいですが、そこで▲4六歩△同歩▲同飛と細かくポイント挙げて先手優勢。次は▲5四歩が厳しい一手となります。




どうやら歩を突きすててからの飛車浮きは、穴熊戦においては頻出手筋のようです。本書では上で紹介した手順以外にも、重要な変化が載っておりますのでぜひご覧になっていただきたいと思います。発売はGW明けの5月15日となっております。お楽しみに。




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