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新刊案内「将棋・逆転の決め手」 ~次の一手問題を解いて読みの力を鍛えてみた~

皆さんこんにちは。
コロッケには醤油派の編集部島田です。


本日は24日発売予定の新刊「将棋・逆転の決め手」をご紹介いたします。


週刊将棋に掲載された「段・級位認定次の一手」から180問を収録しているんですが、皆さんは次の一手問題は好きですか?
以前戸辺先生はひたすら次の一手問題を解いて強くなった、というのを本人から聞いたことがあります。だから戸辺先生の終盤にはアクロバチックな手が多いそうです。

私思うんですが、次の一手問題って、正解できるかどうかは実はそれほど重要ではなくて、あーでもないこーでもないと考えているうちに読みの力がつく、ということが大事なんだろうなと(解けないことの言い訳という説あり)。

あと、次の一手問題を解いているうちに実戦で「次の一手っぽい手」が指せると非常にうれしいです。これは将棋あるあるですね。

と、いうわけで早速本書の第1問に挑戦してみる私。

むむっ。自玉は頭金までの詰めろです。

相手に△3四玉とされると一生捕まらなそうな格好です。

しかしかかし、よく見たらヒントに「馬を抜く」って書いてあるじゃないですか!
しかも候補手まであるおまけつき。

ここまで言われたらさすがの私も分かります。

まぁでも次の一手問題だから分かるんであって、実戦でこの局面になったら▲4八金と打って多分負けてますね(笑)


第1問は「初歩クラス」だったので、今度は「二段クラス」の問題に挑戦してみる私。


むむむっ。今度は候補手がありません。しかもヒントもやさしくない・・・。

とりあえず自玉は飛車打たれて簡単に詰む形。ホントに「先手玉を安全にしつつ後手玉に迫る好手順」なんてあるのかしら?っていうか、この問題ゲキムズじゃね?


とりあえず、考えたのは▲2二金。

送りの手筋でいい感じです。△同玉なら▲4二龍で詰みます。
ただ、△4一玉と逃げられて継続がなさそう。


と、いうわけで次に考えたのは▲4三桂

△2二玉なら▲4二龍、△4一玉なら▲3一金で詰む。

△3二玉の一手か?と思ったけど▲2二金△4三玉▲6三龍で詰む。

ん?詰んじゃった?


と、よく見てみたら▲4三桂には△同銀と取る手があるじゃないですか!

まじか!そんな手が!?
▲2二金も▲5一龍もダメなので、▲4二金と打ってみる。
△2二玉の一手に▲4三金と引いて詰み?

あれ?詰んじゃった??
 

・・・と思いきや▲4三金には△5二歩と打つ手があるじゃないですか!


やべーもうわからん。いいとこまでいっているような気もする。

この辺で考えるのを諦めた私。読みの限界、体力の限界。

(ごめん、お母さん)

と、心の中で唱えながら解答ページをめくる私。

そこには驚きの答えがあったのでございます。


みなさんはこの問題、読み切れましたでしょうか??

もし「これにて先手勝ち」まで読み切れた方がいたらsoft@mynavi.jpまでご連絡ください。

私と、私の母が褒め称えます(なんで?)。


と、いうことで、戦術書もいいですが、次の一手問題で地力を鍛えるのも大事だなーと思った2015年の秋でした。


それではみなさん、今週も充実した週末将棋ライフを!!


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