2016.02.05
新刊案内「横歩取りハメ手裏定跡」 ~△4一玉戦法と渡辺竜王~
お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
こんにちは。
我思う故に編集部の島田です。
今日は編集部に新刊見本が届きました。
すでにお伝えしていますが、2月16日発売の新刊黒沢先生の「後手番で勝つ角交換四間飛車徹底研究」と飯島先生の「横歩取りハメ手裏定跡」です。
振り飛車と居飛車でバランス良し。
しかもカバーデザインもシンプルと派手でいい感じになってます。
よく見ても分からないんですが、「横歩取りハメ手裏定跡」のほうは帯にもPP加工をしています。ピカピカしたやつです。普通は帯には加工しないんですが、より派手さを強調するために奮発してみた次第。
本屋さんで見かけたら他の将棋書籍と見比べてみてください。きっとひときわ輝いて見えるはずです。
と、いうわけで今日は派手な新刊「横歩取りハメ手裏定跡」の紹介第2弾を敢行したいと思います。刊行に先立って敢行したいと思います。(しつこい)
この本は大きく分けて「△4一玉戦法」と「なんでも△2四飛ぶつけ」を解説しているんですが、今日はよりハメ手色の強い△4一玉戦法の方を紹介してみたいと思います。
みなさん、お付き合いのほど宜しくお願いいたします。
さて、まず△4一玉戦法とは横歩取りで▲3四飛と横歩を取った手に対して△4一玉と寄る戦法のことです。
はい。これだけです。カンタンです。
これに対して先手は▲2四飛、▲8七歩、▲3六飛の3つの手が考えられます。
今日は3つのうちの最後の▲3六飛を紹介したいと思います。
何を隠そう、この▲3六飛は「イメージと読みの将棋観」であの渡辺明竜王が推奨した一手。△7六飛を防ぎつつ、飛車を安定させてごく自然な手です。
渡辺竜王いわく、
「△4一玉戦法には▲3六飛でいいじゃん。別に先手困りませんよ」
軽いノリが渡辺先生っぽくていい感じです。で、渡辺先生は実戦でもこの手を採用してまして、▲3六飛△8四飛に▲3八金と手堅く受け止めて、△5一金▲5八玉△6二銀▲8七歩(下図)以下、勝ってます。
実戦は上の図から△8八角成▲同銀△2二銀▲2六飛と進んだんですが、△8八角成に代えて△2四飛!と回る手があったんじゃねーか、というのが飯島先生の説。
この△2四飛に▲2七歩は△8四飛で後手がかなり得するので▲2八銀と上がります。
これで何にもないように見えます。
しかしかかし!ここで△2七歩▲同銀に角を換えて△5四角!!の強襲があるじゃないですか!
あちょーー!!
さぁさぁ大決戦になりました。問題はこの強襲が成立しているかどうかです!
▲2六歩は△3六角~△3三桂で後手が指しやすいので先手は▲2六飛しかありませんが・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コインがなくなりました。
残念です。ここから先は書籍でご確認ください。
今回は▲3六飛を紹介しましたが、書籍には▲2六飛も▲8七歩もしっかり解説されてますんで、ぜひ読んでいただいて、△4一玉戦法を自分のものにしてください。
相手が初見なら、格上でもかなりの確率で勝てると思います。
「横歩取り超急戦のすべて」「研究で勝つ!相横歩取りのすべて」に続き、またもや神本が出てしまいました。
発売は2月16日(火)です。
ぜひ、手にとって読んでみてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
抽選で将棋書籍をプレゼント!
→2月のアンケートはこちら
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我思う故に編集部の島田です。
今日は編集部に新刊見本が届きました。
すでにお伝えしていますが、2月16日発売の新刊黒沢先生の「後手番で勝つ角交換四間飛車徹底研究」と飯島先生の「横歩取りハメ手裏定跡」です。
振り飛車と居飛車でバランス良し。
しかもカバーデザインもシンプルと派手でいい感じになってます。
よく見ても分からないんですが、「横歩取りハメ手裏定跡」のほうは帯にもPP加工をしています。ピカピカしたやつです。普通は帯には加工しないんですが、より派手さを強調するために奮発してみた次第。
本屋さんで見かけたら他の将棋書籍と見比べてみてください。きっとひときわ輝いて見えるはずです。
と、いうわけで今日は派手な新刊「横歩取りハメ手裏定跡」の紹介第2弾を敢行したいと思います。刊行に先立って敢行したいと思います。(しつこい)
この本は大きく分けて「△4一玉戦法」と「なんでも△2四飛ぶつけ」を解説しているんですが、今日はよりハメ手色の強い△4一玉戦法の方を紹介してみたいと思います。
みなさん、お付き合いのほど宜しくお願いいたします。
さて、まず△4一玉戦法とは横歩取りで▲3四飛と横歩を取った手に対して△4一玉と寄る戦法のことです。
はい。これだけです。カンタンです。
これに対して先手は▲2四飛、▲8七歩、▲3六飛の3つの手が考えられます。
今日は3つのうちの最後の▲3六飛を紹介したいと思います。
何を隠そう、この▲3六飛は「イメージと読みの将棋観」であの渡辺明竜王が推奨した一手。△7六飛を防ぎつつ、飛車を安定させてごく自然な手です。
渡辺竜王いわく、
「△4一玉戦法には▲3六飛でいいじゃん。別に先手困りませんよ」
軽いノリが渡辺先生っぽくていい感じです。で、渡辺先生は実戦でもこの手を採用してまして、▲3六飛△8四飛に▲3八金と手堅く受け止めて、△5一金▲5八玉△6二銀▲8七歩(下図)以下、勝ってます。
実戦は上の図から△8八角成▲同銀△2二銀▲2六飛と進んだんですが、△8八角成に代えて△2四飛!と回る手があったんじゃねーか、というのが飯島先生の説。
この△2四飛に▲2七歩は△8四飛で後手がかなり得するので▲2八銀と上がります。
これで何にもないように見えます。
しかしかかし!ここで△2七歩▲同銀に角を換えて△5四角!!の強襲があるじゃないですか!
あちょーー!!
さぁさぁ大決戦になりました。問題はこの強襲が成立しているかどうかです!
▲2六歩は△3六角~△3三桂で後手が指しやすいので先手は▲2六飛しかありませんが・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コインがなくなりました。
残念です。ここから先は書籍でご確認ください。
今回は▲3六飛を紹介しましたが、書籍には▲2六飛も▲8七歩もしっかり解説されてますんで、ぜひ読んでいただいて、△4一玉戦法を自分のものにしてください。
相手が初見なら、格上でもかなりの確率で勝てると思います。
「横歩取り超急戦のすべて」「研究で勝つ!相横歩取りのすべて」に続き、またもや神本が出てしまいました。
発売は2月16日(火)です。
ぜひ、手にとって読んでみてください。
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