新刊案内「石田流を破るための9つの鉄則と15の技術」 ~棒金最強説~|将棋情報局

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新刊案内「石田流を破るための9つの鉄則と15の技術」 ~棒金最強説~

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こんにちは。
study→studiesなのに、なんでplay→playsなのか教えてほしい編集部の島田です。

相変わらず寒い日が続きますが、今日も元気に新刊案内いきます。
本日ご紹介いたしまするは明日(3月15日)発売の村田智弘先生の新刊「石田流を破るための9つの鉄則と15の技術」です。




3手目に▲7五歩と突く石田流。昨年のプロ公式戦で、最も勝率が高かった石田流。私が最も苦手とする石田流。

この本で、とっておきの石田流対策をゲットしようと思って期待に胸を膨らませて原稿を読んだ私。

そうしたら、ありましたよ!素晴らしい戦法が。

そう、それは棒金です!
本書にはいろいろな「使える石田流対策」が書いてあるんですが、そのうち鉄則の2番目に棒金が解説されてました。

今回はこの棒金の基本をご紹介したいと思います。


さて、まずはみなさん、次の図を御覧ください。





石田流対居飛車の基本的な形です。
ここで振り飛車側が▲7七桂と跳ねたらそれはもう棒金チャンス!!おもむろに△7二金と上がりましょう♪

以下、▲6七銀に△8三金と進みます。





この図をよーく見ると、いや、よーく見なくても▲8五桂と歩をかっさらわれる手が気になりませんか?気になりますよねぇ!?
恥ずかしながら私、今までこの▲8五桂があるから△8三金は出られないんじゃないかと思っておりました。実は私もそう思ってた!という人、いてくれたらうれしいです。目をつぶって手を上げてください。

でも、そんなa friend of mineに朗報。本書にいいことが書いてありましたよ。

▲8五桂には△8四金▲8六歩△7四歩▲同歩△同銀(下図)で押さえ込み成功!!





村田先生はこう言っております。

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先手は陣形の完成を急いだため、玉の囲いは遅れている。まだ相手が不安定な玉形のうちに戦いを起こすのがこの戦法の重要なところで、何よりもスピードが命なのである。
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なるほど!!
棒金の極意、見つけたり!


と、いうことで▲8五桂は大丈夫として、問題は▲9七角と普通に上がってこられた時どうするかです。




ここで村田先生のオススメは△7四歩▲同歩△同金





金がいい位置に行けました。わーい。

・・・ん?でもここで気になる手がありませんか?

そうです。▲6五歩△同歩▲6四歩!!です。





△同銀は金がタダ。△同金は▲7一飛成。

あれ?投了?投了じゃね?

しかぁし!!安心してください。はいてますよ。

ここでは△7五歩▲同角△5四銀!!が必殺のクロスカウンター!!!!





あちょーーー!!!

以下、▲9七角に△7二飛で後手の完封ペース。




押さえ込み完了!


というわけで▲6五歩△同歩▲6四歩は大丈夫。問題は▲7五歩と打たれた時です。





これには・・・・・・・・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・申し訳ございません。電池切れです。


ここから先は書籍でご確認ください。鉄則の2番目に書いてありますよ。


本書には棒金以外にもいろんな石田流対策が紹介されています。他にも中盤の手筋や終盤の技術も解説されてます。

そして本書の発売日は明日です!ホワイトデーの次の日です。

普段から石田流に苦しんでいる方は、読んでいただければ必ずや次の日から快適な毎日が送れることと思います。

ぜひ、手にとって読んでみてください!!

 

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