新刊案内「将棋・詰みの基本手筋」 ~将棋の勝ち負けは「詰み」で決まる~|将棋情報局

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新刊案内「将棋・詰みの基本手筋」 ~将棋の勝ち負けは「詰み」で決まる~

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 こんにちは。餃子を作ったら皮が余ったので、鍋に入れたら全部くっついて餅みたいになった編集部の島田です。

今日は年末年始に餅とともに手元に置いておきたい新刊案内いきます。12月26日発売予定の北浜健介八段の新刊「将棋・詰みの基本手筋」です。

 


将棋が強くなるにはまず詰将棋を解くことだといいます。確かに詰将棋はどんな棋力の方にも役立つ将棋の基礎体力トレーニングです。
しかし、詰将棋には駒が余らない、余計な駒を配置しないなどの制約があり、実戦の将棋の終盤とはやや違う意味があるのも事実。そこで「実戦で役立つ詰み手筋と、それを応用した詰将棋を合わせた本ができないか」と考えたのが北浜先生。そんな発想から生まれたのが本書です。

まず例題として詰みの基本手筋を紹介し、そのあと応用問題としてその手筋を使った詰将棋を出題しています。

基本手筋の方は駒が余ることもあります。
確かに一間龍とか、超基本手筋ですが、普通にやったら駒が余っちゃいますからね。

こういう詰みの基本手筋をまとめて紹介した本って、意外に今までなかったような気がします。

ちなみに目次はこんな感じです。

第1章 絶対覚えたい基本手筋20
第2章 ワンランク上に行くための重要手筋
第3章 手筋応用編
第4章 囲い攻略の詰み手筋
第5章 練習問題



第1章はさすがに全部知ってたんですが、第2章の時点で結構知らない手筋がありまして、第3章はもはや「へぇ~」の連続でした。第4章も囲いに入っている玉をいきなり詰ます筋が書いてあって、実戦で使えます。

本書の特長で忘れていけないのは問題の質が高いこと。さすが北浜先生です。第4回詰将棋解答選手権優勝者で、将棋世界の将棋サロン担当者で、看寿賞選考委員でもあるお方。
最後の最後まで駒の配置にこだわっていらっしゃったので、編集者泣かせでもありましたが(苦笑)、最終的にとてもいい内容になったので島田的に大満足です。

今日はそんな北浜先生のこだわりが詰まった問題からいくつか紹介したいと思います。
ぜひチャレンジしてみてください。


まずは第1問。マイナビ将棋担当のツイッターでも出題させていただきましたが私のお気に入りの問題です。




テーマは退路に捨て駒
実戦に現れそうな局面で、テーマが無駄なく表現されているところが好きです。あと、私でも解けたので好きです。


続いて第2問。どんどんいきましょう。




これまた実戦ですごく見かけそうな局面。テーマはかの有名な「送りの手筋」です。
この問題の解答を読んだとき、魔法みたいだと思ってしまいました。実戦で使えたらさぞ気持ちいいことでしょう。ちなみに私は解けませんでした。


さて、次が最終問題です。この問題だけ50ポイントです(謎)。心してかかってください。





これも実戦で決めてみたい大胆な詰み筋です。初手を指したとき「あちょー!」と叫びたくなります。

テーマは邪魔駒消去。覚えておきたいワザの一つですね。


3問出してみましたが、どーでしたか?

それぞれのテーマがコンパクトに表現されているので、取り組みやすいし勉強になると思います。

全問正解して52ポイント獲得された方はsoft@mynavi.jpまで解答手順をお送りください。
私から「詰み手筋マスター」の称号をテレパシーで差し上げます

本書にはこういう感じで100以上の手筋が紹介されていますので、終盤がどうも苦手、最近よく逆転負けする、年末の飲み会ラッシュで胃腸の調子が悪い、という方はぜひ読んでください。


さらになななんと!現在本書をマイナビブックスで予約注文すると、北浜先生のサイン本をゲットすることができます!

北浜先生のサイン入り書籍で勉強すれば、その神通力により普通の本の1.5倍の終盤力アップが見込めるとか(諸説あり)。

この本を購入しようと思っている方も、購入しようかどうか迷っている方も今すぐサイン本を予約しましょう(^^)。宜しくお願いします。


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