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日浦先生に読者の方からの質問に答えていただきました!

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 こんにちは。将棋書籍編集部の島田です。

11月に発売した日浦八段の新刊「角換わりの最前線 ~いま、プロが注目する三つの指し方~」ですが、プロの公式戦を時系列にそって解説するという新しいスタイルが大変好評でおかげさまでこのたび増刷となりました!



今回、新しい試みとして、本書をマイナビBOOKSで購入されたお客様に、「書籍に関する質問を先生にできる」という特典を実施させていただきました。

お客様からいただいた質問のうち下記のものについて先生にご回答いただきましたので、掲載いたします。


<質問>
P21にある△8六歩に▲同歩の変化なのですが、




※先後同型から「よ・に・い・な・さん」の最後の「さん」に対して△8六歩▲同歩の変化。


今年の10月にあった将棋日本シリーズ▲渡辺-△三浦戦で本書では△7一飛とする所(下図)で



△4一飛としました。



 この辺りの形勢はどちらのほうが良いのでしょうか?

<日浦先生の回答>
△4一飛は気付きにくい手ですね。私も見た時、驚きました。68手目△4一同玉(下図)の局面は後手が指せそうです




とするとどこかで先手が手を代えなければいけませんが、最初の▲7四歩のところで▲7四角



もしくは四歩△同銀▲7四歩



その後の▲6三とに代えて▲7四角



▲4五桂△同銀▲7四角など、



いろいろ考えてみましたが、先手にとって自信のもてそうな変化が見つかりませんでした。△4一飛は非常に有力な手だと思います。

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以上です。
日浦先生、ご回答いただきありがとうございました。

著者に質問できる特典は今後も行っていきたいと思いますので、その際はぜひご質問をお寄せください。

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