『実戦で学ぶダイレクト向かい飛車の勝ち方』棋書アンバサダーによるレビュー 酒好きともこ様|将棋情報局

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『実戦で学ぶダイレクト向かい飛車の勝ち方』棋書アンバサダーによるレビュー 酒好きともこ様

『実戦で学ぶダイレクト向かい飛車の勝ち方』棋書アンバサダーによるレビュー第1弾です!

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記念すべきレビュー第1弾は酒好きともこ様に書いていただきました。

級位者の方でも楽しめるという本書の特長をわかりやすく語っていただきました。

それでは、どうぞ!



実戦で学ぶダイレクト向かい飛車の勝ち方』棋書アンバサダーの「酒好きともこ」と申します。

棋力は、たま~に5手詰が解けることもあるレベル。

方向音痴ならぬ盤面音痴で、詳細に枝分かれする符号に脳が置いてけぼりになること多数。

そんな指す将初心者の自分ですが、幅広い棋力の方にお願いしたいとの言葉を信じ、毎週某講座でお茶目な姿を見て虜になった康光先生の新著のアンバサダーを務めさせていただくことになりました。

初心者的視点であること、そしてちょっと気持ち悪いことをご理解いただいた上で、お読みいただければと存じます。


①挿絵がかわいい

とにかくさざなみさんの挿絵が素晴らしくかわいいです。
着物姿にゴルフ姿、コーヒーソムリエ姿、丸太を担いだ姿、あの有名な浜辺の康光先生・・・。



とにかく全てが愛らしく描かれており、挿絵だけのために購入するのもありです(康光先生ごめんなさい)。

また、これだけ絵のバリエーションがあるということからも、改めて康光先生のキャラが多彩で将棋ファンから愛されているんだなぁということを実感いたしました。


②名言から康光先生を存分に味わえ、将棋のセオリーも理解できる!

あの有名な「丸太を振り回す」(P192)や、「1億と3手読む」(P218)など、康光先生の真骨頂というべき局面の説明があり、ファンにはたまらない内容です。




また、ダイレクト向かい飛車を指す上で重要なことが何度も出てくるので、初心者の私でもしっかり頭に入りました。

特に「主張点を作る」などは、どんな戦法でも大事だと思うので、実戦に基づいて康光先生の言葉で語られることは大変意義があると思います。


③対局中の息遣いが伝わってくる

一手一手に対する康光先生の心の逡巡が読めること、また一流棋士の第一感が本書を通じて伝わってくること、それが何物にも変え難い素晴らしい体験でした。

解説者と聞き手を通さない、指し手本人の心の動きを知れる良い機会となりました。

棋力的にはまだ追いつかない部分もあるのですが、何度も読み、手を動かすことで、少しずつ頭に入っていく感覚があり、指す将初心者にも十分楽しめる内容でした。今回初めて棋書を読んだのですが、棋書に対するハードルが大いに下がったことも望外の喜びです。


最後に、なんだかんだ言っても最後は「剛腕で勝つ!」(P51)という勢いの良さが康光先生の棋風で、改めて格好良くて康光先生沼にズブズブと足が引き込まれていく実感がありました。



棋力問わず、全康光先生ファンが読むべき良書です。

この度はこのような機会をいただけたマイナビ出版様に感謝いたします。どうもありがとうございました。

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