11月新刊『藤井聡太の角換わり』棋書アンバサダー募集中!|将棋情報局

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11月新刊『藤井聡太の角換わり』棋書アンバサダー募集中!

2024年11月発売の新刊『藤井聡太の角換わり』(解説:森内俊之)の棋書アンバサダーを募集いたします。

お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 棋書アンバサダーとは、書籍発売前にゲラを読んで、将棋情報局にレビュー記事を書いていただくものです(ペンネームで構いません)。

本書は藤井聡太竜王・名人の角換わりを、森内俊之九段が解説した本です。

藤井竜王・名人が実戦で描いた構想はどんなものだったのか。また、相手が研究手をぶつけてきたとき、藤井竜王・名人はどのように対応し、どうやって勝利をつかんできたのか。この興味深いテーマについて、永世名人の有資格者である森内俊之九段が独自の視点で語ってくれました。
対象読者は有段者と、やや高め。ただし級位者の方でも学べることが多い内容になっていますのでし、幅広い層の方にレビューをお願いしたいと考えております。

角換わりを得意戦法にしている人はもちろん、これから角換わりを指してみたいという人にも読んでいただければ幸いです。

原稿の内容(第1章黎明編の第1局の解説)をチラ見せします。
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[第1局]
 第43期棋王戦予選
 平成29年1月26日
 大阪府「関西将棋会館」
 持ち時間各4時間
 ▲四段 藤井聡太
 △七段 豊川孝弘

▲4五桂速攻の威力

 豊川さんは私と奨励会同期入会で切磋琢磨してきた。ただ、同期とはいっても年齢は豊川さんが4つ上。修業時代は年下には負けられないとの気迫を感じた。兄貴肌で後輩の面倒見がよく、ダジャレでも話題になった楽しい方だ。棋風は力強さが持ち味だ。


 本局は藤井さんのデビューから2局目。先手が9筋を受けなかったので後手が気合よく端の位を取っている。第1図から▲4五桂は、後手が端に2手掛けたのと、△7二銀型を見ての仕掛けだろう。代えて△6二銀としていれば5三の地点が厚いため、▲4五桂に対応しやすい。今でこそ後手も警戒した駒組みが多く見られるが、当時はそこまで厳しい攻めとは見られていなかった。

 シンプルな▲4五桂には若々しさを感じる。たとえば▲1六歩と△1四歩の突き合いを入れておけば、先手の攻め筋が広がるところだ。他に▲3五歩も自然な攻めで一案。△同歩▲4五桂△2二銀▲2四歩△同歩▲同飛△6三銀▲3三歩△同桂▲同桂成△同玉▲1五角(A図)までいけば、1筋の突き合いがないことを生かした攻めが決まる。


実戦は▲4五桂に△2二銀。△4四銀なら▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2九飛(B図)で、4五の桂が安定して先手の主張が通る。


△2二銀(第2図)と引いて△4四歩を見せるのが常套手段だ。これで先手が手にできるか。



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このような感じです。「藤井将棋」という最高の教材を、森内俊之九段という超一流棋士が解説する。その局面における考え方や、具体的な手順を知ることによって、角換わりがあなたにとっても得意戦法になるかもしれません。


棋書アンバサダーをお願いする方には10月15日前後にゲラをお送りします。
レビュー記事の原稿を10月30日までにお送りください。
編集部で内容確認後に、将棋情報局にて公開させていただきます。

やってみたい!という方はぜひ以下のフォームからご応募ください。
よろしくお願いします。

https://book.mynavi.jp/quest/id=761

応募締め切りは10月7日です。
応募するにはマイナビブックス会員に登録していただく必要があります。
※原稿料のお支払いはありません。 お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
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