2023.10.23
『四間飛車至上主義』棋書アンバサダーによるレビュー あきこ様
『四間飛車至上主義』棋書アンバサダーによるレビュー、最終回です!
お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中
『四間飛車至上主義』棋書アンバサダー企画
トリを飾るレビュー第5弾は、あきこ様です。
観る将で棋力ゼロということですが、素晴らしいレビューを書いてくださいました。
どんな棋力の方でも読めるということを身をもって証明していただきありがとうございます(^^)
それでは、どうぞ!
=========================
アンバサダーをする事になりましたあきこと、申します。
職業は書店員、棋力はゼロな完全なる観る将です。
じゃあ何でアンバサダーに応募したんだよ、となりますが、単純明快「井出先生の文章が読んでみたい」ただそれだけです。
後は、自分で指すなら振り飛車かな、と思っていたところだからです。(東竜門のXでの某先生とのやりとりのおかげ)
書店員として、発売前にゲラやプルーフを頂いて、読ませて頂く機会は多いです。
しかしながら、数読めば当然当たり外れはあります。私にとっての当たり外れなので、その後売れるなんてことはざらですが。
外れに当たると当然読み進まない挙句読書欲が減少する、という厄介な私が苦手な符号が多く出るであろう棋書を読むとどうなるか、今回は人体実験です。
それでも何故井出先生の本を読んでみようと思ったのか、それは先生の解説が好き、と言う事につきます。
観る将になったきっかけの1つに、高見先生が解説の際、中村太地先生の検討した手を純粋に褒める姿に感動すら覚えたのです。
棋士はこんなにも素直に人を褒められるのか、そしてそれを口に出すのかと。
その次に私が同じ事を思ったのが井出先生だったのです。わからない時は「わからない」とハッキリと言う物言いに好感を持ちました。
とは言え、プロ棋士の先生の「簡単に説明します」としてくださる説明にもついてけない私。本書も恐る恐る読み始めました。(何ならAbemaTVで井出先生解説回をBGMに)
そしたら、読めるんです!
符号がつらつら並んでいても、何度か行きつ戻りつしながら読めば、何となくですが「こう進んだのか」がわかります。おそらく局面図が的確にあるからだと思います。
それとおそらく意図的かと思うのですが、一文が長くないんです。これが振り返りやすい、つまり行きつ戻りつが可能なんです。
説明文にしろ、なんにしろ、一文が長いと要点が分からず、何度戻っても理解出来ないんですよね。
本書にはそのストレスがない!
そしてそして、要点は太字、章の最後にはそれがまとまっている、と初心者にもわかりやすい配慮。至れり尽くせり。
実際指す方にとってみれば、また違う感想があるのでしょうが、棋力がなくて、棋書を一章読み切るだけでも大変、て人も多いと思います。
そんな人でも本書は読めます!
棋力がないので、全部を理解出来ました、とは口が裂けても言えませんが、理解できそう、までは寄れた気がします。
本書を読んでちゃんと覚えて、試してみたいな、やってみたいな、思いました。きっと本書に出るような将棋を指せるようになるまでは、大層長い道のりでしょうが(苦笑)
本書をいち早く読ませて頂く機会をいただき、編集部には感謝いたします。
作者の井出先生におかれましても、今後のご活躍を大いに楽しみにしております。
最後に、拙い文章を読んで頂いた皆さんにも感謝を。
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観る将で棋力ゼロということですが、素晴らしいレビューを書いてくださいました。
どんな棋力の方でも読めるということを身をもって証明していただきありがとうございます(^^)
それでは、どうぞ!
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職業は書店員、棋力はゼロな完全なる観る将です。
じゃあ何でアンバサダーに応募したんだよ、となりますが、単純明快「井出先生の文章が読んでみたい」ただそれだけです。
後は、自分で指すなら振り飛車かな、と思っていたところだからです。(東竜門のXでの某先生とのやりとりのおかげ)
書店員として、発売前にゲラやプルーフを頂いて、読ませて頂く機会は多いです。
しかしながら、数読めば当然当たり外れはあります。私にとっての当たり外れなので、その後売れるなんてことはざらですが。
外れに当たると当然読み進まない挙句読書欲が減少する、という厄介な私が苦手な符号が多く出るであろう棋書を読むとどうなるか、今回は人体実験です。
それでも何故井出先生の本を読んでみようと思ったのか、それは先生の解説が好き、と言う事につきます。
観る将になったきっかけの1つに、高見先生が解説の際、中村太地先生の検討した手を純粋に褒める姿に感動すら覚えたのです。
棋士はこんなにも素直に人を褒められるのか、そしてそれを口に出すのかと。
その次に私が同じ事を思ったのが井出先生だったのです。わからない時は「わからない」とハッキリと言う物言いに好感を持ちました。
とは言え、プロ棋士の先生の「簡単に説明します」としてくださる説明にもついてけない私。本書も恐る恐る読み始めました。(何ならAbemaTVで井出先生解説回をBGMに)
そしたら、読めるんです!
符号がつらつら並んでいても、何度か行きつ戻りつしながら読めば、何となくですが「こう進んだのか」がわかります。おそらく局面図が的確にあるからだと思います。
それとおそらく意図的かと思うのですが、一文が長くないんです。これが振り返りやすい、つまり行きつ戻りつが可能なんです。
説明文にしろ、なんにしろ、一文が長いと要点が分からず、何度戻っても理解出来ないんですよね。
本書にはそのストレスがない!
そしてそして、要点は太字、章の最後にはそれがまとまっている、と初心者にもわかりやすい配慮。至れり尽くせり。
実際指す方にとってみれば、また違う感想があるのでしょうが、棋力がなくて、棋書を一章読み切るだけでも大変、て人も多いと思います。
そんな人でも本書は読めます!
棋力がないので、全部を理解出来ました、とは口が裂けても言えませんが、理解できそう、までは寄れた気がします。
本書を読んでちゃんと覚えて、試してみたいな、やってみたいな、思いました。きっと本書に出るような将棋を指せるようになるまでは、大層長い道のりでしょうが(苦笑)
本書をいち早く読ませて頂く機会をいただき、編集部には感謝いたします。
作者の井出先生におかれましても、今後のご活躍を大いに楽しみにしております。
最後に、拙い文章を読んで頂いた皆さんにも感謝を。
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