2023.09.25
新刊『四間飛車至上主義』棋書アンバサダー募集!
レビュー記事を書いていただける方大募集!
限定記事や限定動画など特典が盛り沢山!将棋情報局ゴールドメンバーご入会はこちらから
2023年11月発売の新刊『四間飛車至上主義 実戦で学ぶ考え方』(井出隼平 著)の棋書アンバサダーを募集いたします。

棋書アンバサダーとは、書籍発売前にゲラを読んで、将棋情報局にレビュー記事を書いていただくものです(ペンネームで構いません)。
本書は井出先生の実戦を題材にして四間飛車の考え方を解説した1冊です。レベル感としては初段前後の方をメイン読者としておりますが、級位者の方でも十分読めますし有段の方でも参考になる内容が詰まっておりますので、幅広い層の方にレビューをお願いしたいと考えております。
また、四間飛車の本ですので、四間飛車を指される方に読んでいただければと思っています。
原稿の内容(第1章の出だしの部分)をチラ見せします。
===================
端が突けるなら突け
この本を読んでいる多くの四間飛車党の方がこう思っていることだろう。
「居飛車穴熊憎し」と。
ここ20~30年の四間飛車の戦いというのは主に居飛車穴熊との戦いであり、現在に至っても居飛車穴熊が我らが四間飛車に対する有力な指し方であることに変わりはない。ということで、第1章では居飛車穴熊との戦い方を解説していく。
まず大前提として、居飛車穴熊に対して四間飛車+美濃囲いで漫然と組んでいると作戦負けになる。この事実を認めるところからすべてが始まる。四間飛車側は居飛穴が組み上がる前に工夫する必要があり、その一つが「端の位を取ること」だ。
第1図は私の実戦で、ここで▲1五歩(第2図)と突いた。端の位を取れば居飛穴相手でも四間飛車が互角以上に戦えるというのが近年の大きな発見の一つ。プロ間では居飛車穴熊側が端を受ける(第3図)ことも増えてきたが、それなら穴熊の完成が遅れるため、四間飛車側にも手段が生まれる(後述)。
端の位は確実なポイントで、将来の端攻めがあるのと、相手からの端攻めがないという明確なメリットがある。居飛車穴熊相手には端の位は取れるなら取るということをまずは覚えていただきたい。
「△4四歩」の符号を出す
居飛車穴熊と戦う際の序盤のポイントは端を突き越すことに加えて、もう一つある。それは「△4四歩」の符号を出すということだ。
第4図を見てほしい。
先手の陣形は藤井システムの格好をしている。黙っていると▲3七桂と跳ねて角のラインと端攻めで一気に穴熊を破壊しようという意図だ。
ここで後手は△4四歩と突いた。▲3七桂~▲4五桂に備えたものだが、このように、▲4五桂をチラつかせて脅しをかけることで△4四歩と4筋の歩を突かせることが非常に大事なのだ。
=================================
このような感じです。定跡手順を覚えるのではなく、勝つための考え方を伝えることを目的にしているので読みやすい本になっていると思います(^^)
棋書アンバサダーをお願いする方には10月最初の週にはゲラをお送りします。
レビュー記事の原稿を10月23日までにお送りください。
編集部で内容確認後に、将棋情報局にて公開させていただきます。
やってみたい!という方はぜひ以下のフォームからご応募ください。
よろしくお願いします。
https://book.mynavi.jp/quest/id=694
応募締め切りは10月1日です。
応募するにはマイナビブックス会員に登録していただく必要があります。
※原稿料のお支払いはありません。 限定記事や限定動画など特典が盛り沢山!将棋情報局ゴールドメンバーご入会はこちらから

棋書アンバサダーとは、書籍発売前にゲラを読んで、将棋情報局にレビュー記事を書いていただくものです(ペンネームで構いません)。
本書は井出先生の実戦を題材にして四間飛車の考え方を解説した1冊です。レベル感としては初段前後の方をメイン読者としておりますが、級位者の方でも十分読めますし有段の方でも参考になる内容が詰まっておりますので、幅広い層の方にレビューをお願いしたいと考えております。
また、四間飛車の本ですので、四間飛車を指される方に読んでいただければと思っています。
原稿の内容(第1章の出だしの部分)をチラ見せします。
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端が突けるなら突け
この本を読んでいる多くの四間飛車党の方がこう思っていることだろう。
「居飛車穴熊憎し」と。
ここ20~30年の四間飛車の戦いというのは主に居飛車穴熊との戦いであり、現在に至っても居飛車穴熊が我らが四間飛車に対する有力な指し方であることに変わりはない。ということで、第1章では居飛車穴熊との戦い方を解説していく。
まず大前提として、居飛車穴熊に対して四間飛車+美濃囲いで漫然と組んでいると作戦負けになる。この事実を認めるところからすべてが始まる。四間飛車側は居飛穴が組み上がる前に工夫する必要があり、その一つが「端の位を取ること」だ。
第1図は私の実戦で、ここで▲1五歩(第2図)と突いた。端の位を取れば居飛穴相手でも四間飛車が互角以上に戦えるというのが近年の大きな発見の一つ。プロ間では居飛車穴熊側が端を受ける(第3図)ことも増えてきたが、それなら穴熊の完成が遅れるため、四間飛車側にも手段が生まれる(後述)。
端の位は確実なポイントで、将来の端攻めがあるのと、相手からの端攻めがないという明確なメリットがある。居飛車穴熊相手には端の位は取れるなら取るということをまずは覚えていただきたい。
「△4四歩」の符号を出す
居飛車穴熊と戦う際の序盤のポイントは端を突き越すことに加えて、もう一つある。それは「△4四歩」の符号を出すということだ。
第4図を見てほしい。
先手の陣形は藤井システムの格好をしている。黙っていると▲3七桂と跳ねて角のラインと端攻めで一気に穴熊を破壊しようという意図だ。
ここで後手は△4四歩と突いた。▲3七桂~▲4五桂に備えたものだが、このように、▲4五桂をチラつかせて脅しをかけることで△4四歩と4筋の歩を突かせることが非常に大事なのだ。
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このような感じです。定跡手順を覚えるのではなく、勝つための考え方を伝えることを目的にしているので読みやすい本になっていると思います(^^)
棋書アンバサダーをお願いする方には10月最初の週にはゲラをお送りします。
レビュー記事の原稿を10月23日までにお送りください。
編集部で内容確認後に、将棋情報局にて公開させていただきます。
やってみたい!という方はぜひ以下のフォームからご応募ください。
よろしくお願いします。
https://book.mynavi.jp/quest/id=694
応募締め切りは10月1日です。
応募するにはマイナビブックス会員に登録していただく必要があります。
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