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藤井聡太二冠が思い切った筋違い角を打って主導権を握る! ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局

藤井聡太二冠が連勝で防衛に王手をかけるか、渡辺明名人が1勝1敗のタイにするか

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将棋のタイトル戦、第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局(主催:産経新聞社)、▲藤井聡太棋聖-△渡辺明名人戦が6月18日に兵庫県「ホテルニューアワジ」で行われています。第1局を藤井棋聖が制して迎えた第2局。どのような結果になるでしょうか。

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第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の星取表

9時に始まった本局は、第1局に続いて相掛かりの戦型になりました。第1局は両者の飛車が縦横無尽に動き回る空中戦でした。

第2局は一転、両者飛車を初期位置に据えて、銀を繰り出していく戦いになっています。

31手目、早くも藤井棋聖が動きます。角交換で手にした角を▲5六角と打っていきました。角の初期配置である8八や2二から、角をどう動かしても行けない位置に打った角のことを「筋違い角」と言います(「筋違い角」という戦法もありますが、これは序盤早々に筋違い角を打つ作戦です)。

藤井棋聖の筋違い角は、早めに自分だけ角を手放すだけに決断の一手です。本局の命運はこの角の働き次第と言っても過言ではないでしょう。

一方の渡辺名人の懸案事項は、8四の銀の処置。現状では中途半端な位置にいます。△8五銀と出たり、△7五歩と突いて攻めていくか。それとも△7三銀と一度引いて立て直すか。近い将来方針を定めることになりそうです。

持ち時間が4時間の本局は、12時から13時までの昼食休憩をはさんで本日夕方に終局する見込みです。藤井棋聖が一気に連勝して防衛まであと1勝とするか、渡辺名人が勝利して改めての三番勝負となるのか。今シリーズの展開を大きく左右する一局に注目です。

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対局開始直前の藤井棋聖(左)と渡辺名人(提供:日本将棋連盟)

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