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もっとも棋士の支持を集めた勝負めしは?

将棋内容と同じくらい注目されるようになった、棋士の対局休憩時の食事。「負けられない一戦では何を食べるのか」そんな疑問を棋士にぶつけてみました。

近年は観る将と呼ばれる将棋を見て楽しむ方も増えてきました。それに伴って棋士の対局休憩中の食事が注目されるようになりました。いつもうどんを食べている棋士がうなぎを食べたら、何か心持ちが変わったのかであるとか、今日は勝負をかけているのか、などちょっとした想像もでき、観る将としての楽しみ方の一つとなっています。

そういった視点でも楽しめるように、棋士の先生は負けられない一戦で何を食べるのか、『将棋年鑑2019 棋士名鑑アンケート』の「勝負めしは何ですか?」の回答を一部ご紹介します。(以下カッコ内敬称・肩書略)

もっとも棋士の支持を得た勝負めしは「カツ」でした。
チキンカツ丼(中村太地)
チキンカツ(高見泰地)
チキンカツ定食(三枚堂達也)
串カツ(日浦市郎)
カツカレー、たぬきうどん(及川拓馬)

など

ゲン担ぎの意味があるということでしょうか。
トンカツでなくチキンカツが好まれる理由も気になります。

第2位は「カレー」でした。
カレー(森内俊之)
カレー(豊島将之)
カレー、豚肉料理(斎藤慎太郎)
カレーパン(山本真也)

など

国民食カレーは勝負めしとしても人気が高いようです。
ちなみに斎藤先生はご実家がカレー屋を経営してるそうな。

うどんやそばも人気が高かったです。
豚キムチうどん(深浦康市)
味噌煮込みうどん(神谷広志)
そば(先崎学)
中華そば(香川愛生)

など
麺類という括りでいけば一番人気でした。
消化の良さなどが好まれるのでしょうか。対局への負担を減らす選択肢といえそうです。

うなぎといえば加藤一二三先生ですが、現役棋士も勝負といえばうなぎという方がいました。
鰻重(広瀬章人)
鰻(田中寅彦)
鰻(遠山雄亮)
鰻(増田康宏)

など
いいものを食べて気合いを入れる。そんな気持ちが伺えます。

女流棋士に特に人気のメニューは「おにぎり」でした。
おにぎりと果物(甲斐智美)
コンビニのツナマヨおにぎり(本田小百合)
おにぎり(中村真梨花)
ツナのおにぎり(貞升南)

など
これ以外にも、女流棋士は軽めの食事が多い印象でした。


ここからは少数意見をピックアップして紹介します。

肉、ニンニク(永瀬拓矢)
体力自慢の永瀬先生らしい回答です。

みろく庵の閉店につき悩み中(長岡裕也)
この他にもみろく庵のメニューを回答する棋士は多く、みろく庵が愛されていたことがわかります。

冷やし中華(谷口由紀)
季節限定メニューと思っていましたが、冬も食べられるのでしょうか。1番インパクトがある回答でした。

ラフランス用なし(豊川孝弘)
ダジャレでおなじみの豊川先生。お得意の地口がアンケートでも炸裂!

以上、アンケート「勝負めしは何ですか?」の回答をご紹介しました。
普段は棋士の食事をあまり注目していない方も、意識して観戦してみると面白いですよ。
それでは楽しい在宅将棋ライフをお送りください。

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チキンカツが勝負めしの高見七段


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